(設定を変えました!詳しくは一番最初の設定を見てください!!)
あなたside
私は前回、地獄で働く事を決意した。
....のだけれど、、
第一補佐官の補佐をやるとは聞いていない。
務まるのだろうか、私に
鬼灯さんが色々手続き(脅し)をして補佐になったけど。
アホ...閻魔大王様にそんなことをいってもいいのだろうか
この事は鬼灯さんの方から報告してくれるそう。
知らない人だ。
頭にハテナマークを浮かべていると、あった時紹介すると言われた。
取り敢えずそのお香さんがいる所に向かった
ここが女子寮なんだ....
するとお香さん?という方が奥から出てきた
第一印象はとても美人な方だった。
凛とした声に、素敵な笑顔。
とても憧れる人だった
そして私の部屋につき扉を開けた
私が知らないものや、知っている物が置いてあった
部屋には必要最低限の家具が置いてあるらしい
(殆ど知らないものだけど)
あなたの知らないもの↓(家具)
鏡、ベット、カーペット、布団、座布団etc
あなたの知ってるもの↓
ゴミ箱 以上。
こんな感じ
家具をペタペタと触りながら辺りを歩く
するとあるものに目が止まった
私はある家具を指さして言った
お香side
あなたちゃんの口から聞かされたのは、普通ではありえない事だった。
誰もが知ってるはずの家具。そう"鏡"
それを、「これはなんですか?」と言ったのだ。
誰もが聞いて驚くだろう
その言葉を聞いてまた驚くお香。
それじゃあ、自分の姿も見たことがないのだろうか
あなたちゃんは鏡と向き合い、自分の顔を触った
そう呟くあなたちゃんの背中はとても寂しかった。
思わずあなたちゃんを抱きしめた。
あなたちゃんは驚いたのか、肩を跳ねらせていた
あなたちゃんはよくわかってなさそうだったけれど、まぁその時はその時よね。←
今日は疲れていると思うから部屋で休むように伝え、私はあなたちゃんの部屋を出た
あなたside
お香さんが部屋を出て行った。
此処で休むように言われたけど何をすればいいのだろうか。
取り敢えず部屋の隅っこに行き、小さく縮こまった
やっぱり狭い所が落ち着く。
床に寝っ転がり、瞼を閉じる
床は冷たいはずなのに、何故か暖かく感じた
お父さんは、花瓶を私に投げてきた
腕でガードしたとしても、血は出る。
散らばった花瓶が下に落ち、その上に血が滴る
その目はとても冷たかった
まるで化け物をみるように.....
私の髪を引っ張り、地下室にいれされられる
扉は鉄でできていて簡単には出られない。
そしてパスワード付きだ、外側からも内側からもパスワードがないと入れない仕組みだ
扉を閉められた私は焦って扉に近づき叩いた
泣き叫ぶ声が部屋中に響き渡った
当時私は3歳。こんな所に急に入れられたら誰でも泣き叫ぶ
ずっと、声が枯れるまで助けを求めて、泣いた
もうここから出られないとわかったのは翌日だ
子供というのはとても物分かりが良い。1日も経てば理解するだろう。
バッと体を起こした。
夢かと安心したのも束の間。
嫌な記憶を思い出し、そして両親への恐怖心がふつふつと湧き上がってきた
気づけば目から涙が溢れ、震えも止まらなくなってしまった
暖かかった床がとても冷たく感じた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。