有岡side
とりあえずあなたを探しに走り出した俺、髙木、ちゃん。
だけどふまけんに止められた←
中島(健人)「…あなたがいなくなったって本当ですか」
菊池「俺達もなにか手伝えることありますか?」
有岡「じゃあ(伊野尾「あの子の情報が知りたいから俺と一緒に調べて。あとあなたがいないこと他にも伝えて」
おいおい、遮るな!
と言いたいところだったけれど、いのちゃんはテキパキと俺たちに指示を出していく。
やっぱ頭いいんだな。
菊池「わかりました、じゃあ俺は伊野尾くんと一緒で」
髙木「俺と有岡くんと健人は別行動だね」
有岡「なんかあったら連絡、か」
伊野尾「じゃあ頼んだよ」
「「「おう!」」」
ここからは1人行動か。
…あなた、泣いてないかな?
本当にいないだけなのかな、もしかしたら、、
いや、そんなこと考えちゃダメだ。とにかく探さないと。
有岡「あっ、警備員さん!」
「なんですか?」
有岡「あの、あなた…入る時に俺らといた女の子、見てませんか?」
「っ…」
明らかに顔色が変わった。
絶対何かを隠している。
「…地下」
有岡「え?」
「非常階段でしか行けない場所があるんです。」
有岡「ありがとうございます!地下ですね!」
エレベーターでは行けない場所らしい。
28歳、まだまだいけるんだよ(ほんとか?By橘)
そこにいなかったらまた1からだけど、今はこの可能性に賭けるしかない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。