勝利side
さとうしょうりでーす!笑
あなたを病室までおぶって連れてこうとしたら途中で寝てます!笑
昔は、結構あったなー!笑
でも、ほとんどふまけんがおぶってたから、ぼくがおぶれた時は嬉しかったなー!笑
身長とか、歳的にね!笑
というか、みなさん!
ふーが、見る目あんなー!笑
僕ももうちょっと若かったらあなたと恋愛できてたのかな?
あれ、僕何考えてるんだ?
あなたは可愛くて優しくて頭も良くていいとこばっかあるし、いい人なんだけど、たまに空気読まなくて不機嫌になるとツンツンだし構ってくれないし、僕の大事なメンバー兼シンメなだけで恋愛なんてありえない!!
ですよね?笑
でも、このドキドキなんだろう…
あなたが目覚めて話せるようになったから安心してるだけかな?
そう信じたいけど、心が…
こんなこと考えてる間に、病室つきましたー!
あー、下ろしたくないなー!
まぁ、しょうがない!笑
ん??
病室の端っこにあなたと僕のツーショット?!
なんか裏に書いてある!
写真「勝利は、いつも甘えてくるけどたまにあなたのことを支えてくれるお兄ちゃん!笑
どんな時でも、あなたのことを見てくれて、あなたのことを信じてくれてる!
なんだかんだいって、好きだよ!笑」
え?!
なんか、紙付いてる、、
紙「うーん🧐これ見てるのは勝利?笑
だったら勝利がもってる鍵でこの棚の一番上の開けて!違う人だったら元に戻しといてー!笑」
え、あけよ!
あ、手紙?
手紙「勝利へ
これ見つかるのに時間かかった?
まぁ、早かったと思うけど!笑
写真の裏見て?がいっぱいかな?笑
あなた、頭もあったみたいで、いつみんなのこと忘れるかわかんないんだって…
それ聞いて、ありえないと思った。
でもね、少しずつ記憶がなくなってるのもわかる。
でも、出来るだけみんなに知られたくない!だから、勝利だけに伝えたかったの。
重いよね!ごめん!
ここまで最高なシンメはいないと思う!笑
それを聞いてから日記書いてます!笑
中身は見せないけどね!笑
もし、記憶がなくなっても、ずっとずっと大好きだから、シンメでメンバーでいてください!
あなたより」
は?!
え、そんな…
もしかしたら明日忘れるかもしれないの?
え、なんで?
なんでだよ!泣
大泣き
「??あ、寝てた?笑」
勝利「あなた?これ、どういうこと?」
「あー、そこにたどり着くのめっちゃはやかったね!笑そのまんまだよ!笑」
勝利「無理して笑わない!僕の前では泣いていいって言ってるでしょ?泣」
「泣かない!だって、しょうがないことだし!あの男の子が元気なんだからよかったじゃん!」
勝利「そっか!あなたらし!」
勝利「これってみんなに言わないの?」
「記憶がなくなったら勝利が言って!笑」
勝利「はいはい!」
看護師「あ、佐藤さん!もうお帰りいただいても…」
勝利「あ、分かりました!」
「バイバイ!」
勝利「また明日の朝来るね!」
「はーい!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。