流星「誰か、携帯なってないですか?」
勝利「あ、僕だ!」
勝利「ごめん!ちょっと抜ける!」
「おけ!」
勝利のLINE
「なんか、勝利焦ってたけど大丈夫かな?」
大吾「大丈夫やろ!」
丈「安心して!」
「ごめん!ちょっと楽器吹いてる!笑」
大吾「おけ!片付けとかしとく!」
「うん!」
楽器の部屋
「これ以上、セクゾ が悪くなるのは見たくないなー。絶対、風磨か聡ちゃんに呼ばれたじゃん!あ、健人に頼もう!」
聡「みんな揃ったね!」
マリ「そちゃ、どうしたの?」
聡「実は、みんなにお願いがあるんだ。」
勝利「何?」
聡「あのさ、もうあなたと関わらないで?」
風磨「なんで?俺は、いいけど」
聡「もう、僕、あなたのこと信じられないし、あなたのお友達も仲間で怖いと思ってるの。だから、これからセクゾ に戻って、みんなと頑張りたいんだ。だから、お願い。」
勝利「ごめん、意味がわからない。あなたがなんか悪いことした?確かに、聡がお母さんからあの言葉を言われたのはショックだったと思う。でも、あなたは良かれと思ってやったことだよ。それに、会うのも会わないのも僕たちの自由じゃないの?」
健人「勝利、ちょっと落ち着いて?まつしま、もし、僕たちが会わなくなったとして、僕たちにメリットはあるの?」
聡「僕が今まで通りにみんなと話せる」
健人「それって、まっしまのメリットじゃない?確かにこの騒動の前だったとしたら確かにお互いにメリットだったかもしれない。でも、あなたに会わない方が辛い。話せないのももっと辛い。だから、ごめん。俺は、そのお願い聞けない。」
勝利「俺も」
マリ「ごめんね。」
勝利「話は、それだけ?」
聡「そうだよ。このお願い聞いてくれなかったから、なんかあるかもね!笑まぁ、覚悟しててね!笑」
マリ「聡ちゃんどうしたの?聡ちゃんらしくないよ?」
聡「こうやったのもお母さんと、あなたのせいだから!笑」
マリ「もう、今の聡ちゃん嫌い!」
その頃あなたは…
「ハァ…」
大丈夫かな?
心配すぎて楽器も吹けないし…
なんもできない…
私、ほんとにSexyZoneってグループ大好きなんだろうな。
よく、考えてみたら、私が存在してるからこんな事になってるんだよね…
生まれてこなかったらこんなことにはならなかったのに…
あーあ
ジャニーズになって初めてアンチとか避けられてたりとかされてた時より落ち込んでるな…
あの時は、勝利がたくさん話聞いてくれて、ずっと守るって言ってくれてたなー
ほんと、勝利は私の最高のシンメだー!
でも、勝利、大丈夫かな?
焦ってる雰囲気隠してたけど、今までで1番くらい焦ってた…
わたしには隠せないよ?
もう、何もかも嫌になってきちゃった…
「ジャニーズ辞めよっかな!笑」
風雅「なに言っとるん?」
流星「あなたちゃんがいなくなって、誰が勝利くんのシンメするんですか?」
にしたく「誰がジャニーズの花になるんですか?」
「え、声出てた?」
當間「ジャニーズ辞めよっかなってだけ声出てました。後、あなたちゃん、泣いてますよ?大丈夫ですか?」
「ほんとだ!笑」
にしたく「絶対、ジャニーズ辞めたらダメですよ?」
「でも、気づいちゃったんだ!笑私、ジャニーズの邪魔、SexyZoneの邪魔しかしてないなって。」
風雅「でも、ずっと一緒にいる仲間なんやろ?お互い迷惑かけて当たり前やろ!あんまり見えないけど、最年少なんやし。」
「とんでもないことしちゃったから…」
流星「あなたちゃん!ちょっと2人で話したいんやけどいいですか?」
「もち!」
流星「ごめんやけど、2人にさせて?」
みんな「了解です!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!