9月13日
あなたside
明日がいよいよCDフラゲ日。
そして明後日がCD発売日。
明明後日には売上枚数が出るんだろう。
…………怖い。
シンデレラガールは70万枚以上を売り上げた。
でもそれは全部6人の力。
私なんていてもいなくても変わらなかっただろう。
いや。むしろ居ない方が売上が良かったかもしれない。
怖い。
これで全然買って貰えなかったら?
でも買って貰えなくても仕方ないと思う。
普通音楽番組とかで披露してから発売になるんだろうから。
でも私は音楽番組どころかMV公開もしてないのだから。
世の中に知られてないまま発売になるんだし
そりゃ誰も買わないだろう。
9月14日
家にある物が届いた。
私のデビューCDだ。
通常盤、初回限定盤A、初回限定盤B
の3形態出させてもらった。
ありがたい。けどその優しさが今は恐怖でしかない。
King& Prince side
聞き終わったよー
9月15日
あなたside
今日はCD発売日。
マネージャーさんに頼んで休みにして貰った。
今日は軽く変装して某CDショップに行ってみようと思う。
CDショップ。
俯き気味にCDショップに入る。
…………あった。
流石にオープンしてすぐだからか
店員さんが色んな商品を棚に納めていく。
……あっ。
店員さんがどっか行った…………
!!!
手に取ってくれてる!
…………………………え?
凄い…………2枚一緒に買ってくれてる………………!!
あ!また他の人が!
また!!
2時間後……
凄い………………
もう無くなっちゃった……………………
よしっ。安心したし帰ろ!
次回!Twitter
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。