第5話

よん
2,752
2018/12/29 16:39


mizuki side



『少し経ってから来るといい』



その父の言葉通りに俺は10分遅れで父の入っていったお店に入る



《 いらっしゃいませ。 今日はご指名などは?》


『井上の連れです。』


《 かしこまりました。 あちらの席へご案内します 》



少し肩苦しいウェイトレスについて行くかのように歩いてく


赤いドレスを着た人は、少し歳のとったおっさんに迫ってたり


水色のドレスを着た人は、若い男の人とフルーツ盛り合わせ的なのを食べて楽しんだりしている姿をみた。


VIPルーム と書いてある部屋だってある。




けれどどうもこういう店はなれない。



色んなところを見てるうちに父が居る席に着いてしまった



『お父様。』


『ああ、君に紹介しよう。私の息子だ。』


「はじめまし…」


父の体で少し見えなかった人が立ち上がるが
声だけしか聞えず、少し自分がずれてみると



学校では地味にいる 唯川さんがキラキラな服を着て少し濃いめのメイク姿。


それに俺は驚いた。



メイク直しと言って逃げていった唯川さんが帰ってきて父がこの店のママの所に向かって二人きりの状態。



ここで話すのもなんだと思い、さっき見たVIPルームに案内してもらうことにした。



さっきみたいに冷静さのあった唯川さんだけど、やはり動揺している。



だから俺はこのチャンスを逃したくなく



キミを思いっきり押し倒した。



『俺と同じ学校の唯川 あなたさんでしょ?』


『学校やクラスにバレたくないんでしょ?』



『じゃあ、俺の玩具になってよ。』



そう言うと君は言い返してきた


「はっ、それが目的?」


「別にいいよ。なってあげても。

でも、 バラすなんてことがあったら

今までしてきたあんたの行為のや

いろんな写真学校でばらまいてあげる 」



『へえ、条件付きってとこ。いいよ別に』



君の承諾をうけたから





















もう君は 俺の玩具。





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