第13話

どうなるんやろ?
914
2020/04/13 23:22
【ひとらんらん目線】
どうしてだ、なんでさっきからコイツは、気づいたら背後に回り込んでいるんだよ......






アイル
小僧、そこまでか?
くっそ.....これといった攻撃が出来てない....
相手は疲れも見えない.....一方的に俺が死に近ずいてるだけだ..........
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オスマン
オスマン
交渉に大切なのは、目に見えている情報だけじゃダメで、見えない情報まで掬いとって相手に示す事だよ(´˘`*)
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走馬灯なのか分からない。けど、このオスマンの言葉が頭を確かによぎった。
いつかの会話、いつも閉じている目を少し開き、何か企むように笑って見せた時の言葉、







その時俺は、不思議と自然に目を閉じた。
真っ黒だ。だが感じる。相手の気配。ロボロさんの気配、見えて居ないからこそわかることがある。

目の前で気配が動く。まっすぐ俺をめがけて飛んでくる。
だが冷静にそのまま、素直にゆっくりとも思える力で刀を振る。
そしていきなり気配が消える。後ろには気配がいきなり現れた。
けど、微かにほんのりだったが、一瞬だけ能力を感じた。
そこで初めて、コイツが能力者だと、確信した。
だが、対処法も分かれば、こっちのものだ。

軽く振った刀をそのまま後方へ向ける。
アイル
何っ!?
ひとらんらん
ひとらんらん
お前の動きは見切った。
ひとらんらん
ひとらんらん
次はこちらから行くぞ。
よし、焦りの感情を見せたな、それを増幅させて、追い込んでやる!
















✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -



【オスマン目線】


心配だ、ロボロからのSOSと言ってもそれはひとらんからのSOSと受け取ってもおかしくない。
ウツ
ウツ
なぁ、ちょっとええ?
街へと向かう道中、いきなりウツが口を開いた。
ウツ
ウツ
ひとらんらんとロボロの捜索と救出、俺が受けもらってもええ?
グルッペン
グルッペン
いきなりどうした、大先生
ウツ
ウツ
ん、まぁ俺が行きたいだけなんだけどね。
トントン
トントン
俺はええけど、ひとりじゃ危険やろ
俺が名乗り出たいけど、俺は俺の役目があるし......
シャオロン
シャオロン
..........なら、俺が同行する。
そっか、俺がひとらんらんが大切なようにシャオロンはロボロの事が大切なんだ。
誰もそう言ってないけど、確かに彼はそんな目をしている。
オスマン
オスマン
なら安心やね、
コネシマ
コネシマ
えっ...............俺らんとこ2人しか残っとらんやん
ショッピ
ショッピ
.........コネシマさん、俺だけじゃ不満ですか?
コネシマ
コネシマ
んなわけないやろ!
ショッピ
ショッピ
なら急ぎましょう、









そして、そのまま、基地の近くへ辿り着いた。
ウツ
ウツ
んじゃ、俺たちはひとらんらんたちの捜索に行ってくるわ、
オスマン
オスマン
気をつけてな、
シャオロン
シャオロン
おう!任せとき!
2人は身につけていたローブのフードを被り、いち早く街へと溶けて行った。
グルッペン
グルッペン
ここからは二手に分かれよう。
ゾム
ゾム
コネシマとショッピは、二人でホンマにええんか?
コネシマ
コネシマ
おう!俺t((
ショッピ
ショッピ
俺たちだけで大丈夫ですよ
おや、ショッピ君が食い気味だ
ゾム
ゾム
ん、んならええね(´˘`*)
ゾム
ゾム
なぁなぁグルッペン
グルッペン
グルッペン
なんだ?
ゾムが、耳打ちをする。こんな時に、今すぐ突撃でいいやろ
グルッペン
グルッペン
いいゾ!!
ゾム
ゾム
マジで!?



バーーーーン!!!!!(ロケランの着弾の音)



(・д・。)
チーノ
チーノ
(・д・。)
トントン
トントン
あららー( ˙-˙ )
何やってんのコイツら
グルッペン
グルッペン
では..........突撃!!!














続く

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