翌日の朝
二人は、一緒に翔北へ、出勤した。
冬のこの時期は、何あってもおかしくないのだ。
二人は、緊急救命部医局のロッカーに行った。
緋山は、白石からメールをもらっていた。
『緋山先生!藍沢先生と、付き合うことになった。これは、誰にも言わないでね。言ったら怒るよ。』
カンファレンス室では、フェローは、藍沢が、戻って来たことにあぜんとしていた。
雪村は、みんなより一足早くフェロを終わり、黙々と自分の目指したいところを目指している。冴島さんより早くも後輩!?と思っていた。仕事が面白いところに…。冴島さんより早くも後輩?なんで?と数日前から思っていた。
冴島さん、まぁーの代わりだしね。と考えていた。
カンファレンスが終わり、雪村は、簡単に施設案内をした。
日没まで、2時間ということろにホットラインがなった。
クリスマスイベントの屋台で爆発事故があった。その、屋台をやっている人は、プロパンガスからガスもれをしていることは、気づかなかった。そのなかには、外国人観光者数名いて、けがをしているという。情報が入った。
藍沢、白石、雪村はヘリに乗り込み現場に向かった。
飛ばします。すいません
日没前には、横峯、灰谷は先に戻った
日没までには、処置は終わり、藤川、白石はヘリで翔北に戻ったが、藍沢、名取は、電車で翔北に戻っていた。
藍沢は、ばれたか、これは、自然体にばれたからしょうがない
白石は、病院屋上のベランダで、藍沢が、トロントに行く前日の病院でのお別れ会を思い出した。あのとき、耕作がいなくなることを寂しくなんて思っていなかった。さみしくなり、しばらくして耕作に電話をかけてみた。その電話をもらうたびに勇気付けられた。
今日はまだ、仕事が残っている。
あー、欲でやりたくなっている。耕作の美ボディーカッコいい😍
そこに入ってきたのは緋山だった。
二人は、しばらく夕日を見ていた。
今すぐ、耕作に聞かないと白石は、はや歩きでベランダを出っていった。
白石は、耕作とすれ違いになりそうだった。
二人は、一緒に医局に戻り事務作業をしていた。仕事が終わったのは21:30だった。
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。