第15話

14
509
2021/02/20 13:51
あなたside





見慣れない天井。


ホテルではない……


あ、大ちゃんの家?


話してる最中に寝ちゃったのかな…


夢の話……


嬉しかった。



まさか私がその夢にいるなんて。












寝室に大ちゃんの姿がなく探しに起き上がった。




寝室出ると一つの部屋から明かりが見えた。


興味本位でその扉をそっと開けた。




大ちゃんはすぐにこっちを見て
重岡大毅
ん?起こした?
あなた
ううん…
こんな時間まで練習してるの?
重岡大毅
まぁな。
あなた
ここにいてもいい?
重岡大毅
ええよ。
ここ座る?
あなた
うん
大ちゃんの座ってる椅子の隣に椅子を用意してくれて隣に座った。



心地いいピアノの音。

無意識に大ちゃんの肩に頭を乗せてた。


重岡大毅
……
あなた
あ、ごめん……/////
重岡大毅
このまま…でおって
ピアノをやめて頭をどかそうとしたら戻された。
あなた
え?うん…



恋人同士でないのに、いいのかな…





聞こえてきた曲は




7人で歌っていた『間違っちゃいない。』












幸乃ちゃんの解雇…




間違ってないよって言われてるようで。




気づいたら涙が出ていた。



重岡大毅
体調も、仕事も無理しないで欲しい。
離れてる分…
俺の前では無理せんといて
あなた
……
重岡大毅
俺が…
あなたを守るから。
あなたの隣空けといて…
あなた
大ちゃん…?
重岡大毅
やっぱ忘れて(笑)
あなた
何それ(笑)
耳まで真っ赤にした大ちゃんはそっぽ向いた。
重岡大毅
寝ようか
あなた
うん





なんだかくすぐったい気持ち。










寝室までの距離はそんなないはずなのに……














緊張してた。























寝室に入る寸前、私は大ちゃんの服を引っ張った。












重岡大毅
ん?
どうしたん?笑
あなた
さっき…嬉しかった。
カッコ良かったよ/////










大ちゃんは私の頭を乱暴に撫でて笑いながら
重岡大毅
ずるいわ(笑)
と言った。










































そして私の額に軽くキスをした。






















































そして2人で照れたまま眠りについた。












ねぇ大ちゃん。




















幼馴染ではなく期待してもいいの?

プリ小説オーディオドラマ