あなたが入院して3ヶ月。
点滴すれば良くなる。
そんな状況だった。
血液検査も貧血って判断。
試しに髄液や脳の検査もしたけど異常なし。
病院からは退院を促されているため
主治医に相談することにした。
看護師
「重岡さん?」
理解出来なかったら嫌ゆから淳太にも付き添ってもらった。
主治医
「ご相談というのは…」
主治医
「お薬を処方します。今行っている点滴と同じです。効いてくるのに時間がかかるぐらいで」
看護師
「その薬は時間間隔をしっかり開けてもらわないといけません。こちらから時間の指定をさせていただきます」
看護師
「30分であれば問題ありません」
主治医
「お仕事ですが…」
あなたから今の仕事を奪いたくない。
それが本音。
でも体調悪くなるなら諦めてもらうしかないだろうな…
主治医
「無理はさせないでください。一つの仕事を行いながら別の仕事、ということは避けてください」
主治医
「一生向き合わないといけない病気です。仕事や家事をしたら疲れがすぐ出ると思います。その時は無理させず休ませてください」
主治医
「お子様は考えてますか?」
主治医
「このお薬は妊娠中も飲めないとかそんなことはありません。なので必ずサポートできるなら考えても良いと思います」
そう。あなたと結婚しても
子どもが作れないってなった時あなたはかなり気持ちも沈むと思う。
パパジャニ見て、俺との子ども欲しいって言ってくれてた。
このことは絶対に聞こうと思ってたからほんと安心した。
主治医
「もし、また疑問に思ったことなどあったら連絡ください。我々もサポートしますし不安は取り除いて行きましょう」
主治医
「早速ですが、退院の日程はどうしますか?」
主治医
「もちろんいいですよ!ドラマ始まるんですよね?あなたさんあなたの話するときキラキラしてますよ」
看護師
「私ま楽しみにしてます」
俺の今現在の不安はなくなり
一歩一歩あなたとの夢の階段わ上がっている。
そんな気持ちでいっぱいだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。