第35話

色気問題
945
2020/11/28 09:38
ヒョンジン
ヒョンジン
とりま、走るか
アイエン
アイエン
だね
ゆー
ゆー
はぁ…

私達は走り出した____(なんかこれだけ書くと感動的だけど、違うから)



いろんな路地裏を抜けて、大通りや商店街も走り抜けた。

いや…なんか千と千尋の神隠しのハクかよって感じですはい。(あんな綺麗な顔で走ってないけど。むしろ事故画だけど)


ヒョンジン
ヒョンジン
あと…3分!あのビルが家だ…げええ…
アイエン
アイエン
むりぃ
ゆー
ゆー
んへぇ…
アイエン
アイエン
が、頑張ろ…
そしてまた走り出した。



走ると意外と近く、1分もたたないうちにビルの前に着いた。


私達は息をつく暇もなく、ビルの中に駆け込み、エレベーターに乗って最上階を目指した。


ヒョンジン
ヒョンジン
はああ…( ;´Д`)
アイエン
アイエン
あと…2分…
ゆー
ゆー
づがれ"だ…
ヒョンジン
ヒョンジン
あっっつい…
アイエンオッパとヒョンジンオッパを見ると、結構な量の汗をかいて、ほおは赤みを帯びていた。

私はなんとも思わないけど、きっと「色気」が今すんごいんだと思う。


多分。これ重要。うん。



ぽたっ…



え?


ふとおでこに手をやると、濡れていて驚いた。


私も結構汗をかいているらしい。
アイエン
アイエン
あのね…あなた、言いにくいんだけど…
ゆー
ゆー
ん?
アイエン
アイエン
中学生なのになんでそんなに色気あんの
え、は?
ヒョンジン
ヒョンジン
うん。今すぐタオルで顔と首拭いて。やばいから。
ゆー
ゆー
え、なに、
ヒョンジン
ヒョンジン
耐えてんの!!無理!
ゆー
ゆー
あ、なるほど見た目がキモいわけねなるほど。
ヒョンジン
ヒョンジン
違う違う違う…エロいの。
ゆー
ゆー
黙ってください
ヒョンジン
ヒョンジン
ほんとだもん
ゆー
ゆー
わかりましたよ…
絶対色気なんてないと思うんだけど。


汗は気になるから拭くけど。


ポケットからハンカチを出すと、私はまず顔を拭き出した。

それなりに大きいハンカチで良かったわ。うん。

ゆー
ゆー
うわ
結構濡れた…
アイエン
アイエン
///
ヒョンジン
ヒョンジン
////
ゆー
ゆー
…あのね、ジロジロ見ないでくれる?
ヒョンジン
ヒョンジン
あっ、ご、ごめん//
アイエン
アイエン
う、うん、ご、ごめん//
ゆー
ゆー
…あっち向けホイ
ヒョンジン
ヒョンジン
アイエン
アイエン
私があっち向けホイで2人を反対方向に向かせた。


ジロジロ見てくるからさ☆


〜ヒョンジンside〜


あと少しで最上階に着く。

でも今はそれよりも…あなたの色気問題←。


中学生だよ?!それなのに…なにあの色気!エロすぎる!いつも風呂から上がった時はもう髪の毛も乾かしてるから…あんなの…初めて見た…


胸も大してないのに(どこ見てんだよ)…おかしくない?!  あ、着痩せするタイプ?
🔔チーン

あ、着いたみたい。時間は意外とあった。

僕が出ると、あなたもとことこ着いてくるの可愛い。そしてその後をイエナがついてくるのもかわいい。2人ともかわいいけど…あなた…かわいすぎるんだな…。


あなたは女子校に行かせたいぐらい。


ゆー
ゆー
ジニオッパ、どこ行くんですか
ヒョンジン
ヒョンジン
えっ?あ、
あなたに言われて気付いたんだけど、僕はなんか違うところに行こうとしてたみたい。

ヒョンジン
ヒョンジン
ごめんごめん
もー、あなた、そんな顔で見ないでよ♡ 
(「なにこのオッパ」な顔)
アイエン
アイエン
ヒョン、訓練はいつものとこですか?
いっえな♡
ヒョンジン
ヒョンジン
うんそうだよ♡
アイエン
アイエン
はーい
え、ガン無視された…


ツンデレだなぁ♡


あなたは…あれ、部屋に行こうとしてる。
ヒョンジン
ヒョンジン
あなたーどこ行くのー
ゆー
ゆー
リュック置いてくるんです
ヒョンジン
ヒョンジン
あ、なるほど。
待つことにしようじゃあないか←

あなたの部屋気になるな…。

実は、メンバーのみんなあなたの部屋には入ったことがない。

女の子だからと気を使ってるんだけどね。

気になるよねえ…。よし。

後をつけて行こう。
アイエン
アイエン
えっヒョン?
ヒョンジン
ヒョンジン
イエナ、あなたの部屋いくよ
アイエン
アイエン
ええ…

幸いにもドアは開けっぱなしだったから、ドアを開けるという勇気はいらなかった。

覗いてみると、かわいくシンプルに綺麗に整理された部屋だった。



ゆー
ゆー
げっ、オッパ?!変態!?
あっ気付かれたやばい
ヒョンジン
ヒョンジン
ううん、ま、まだかな〜って
アイエン
アイエン
そうそう!
ゆー
ゆー
(−_−#)
ヒョンジン
ヒョンジン
さ、ほ、ほら行くよ!
僕は慌てて2人の手をつかんで訓練場へ向かった。

あなたの手、かっわいい♡

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