第26話

電車に萌え♡
974
2020/11/21 18:09

みんなで朝ごはんを食べ終えると、スーツケースを玄関に持って行き、あとは歯を磨いたり身支度だけになった。



いや、楽しみすぎる


ピリクス
ピリクス
あなた楽しみー?
ゆー
ゆー
うん!(*'▽'*)
ピリクス
ピリクス
えっ//(塩じゃない?!)


なんかいつもより気分がとっても良いや
~数分後〜

チャン
チャン
みんな〜、準備できた?
バンチャン以外のみんな
うん!(はい!)
チャン
チャン
じゃあ、それぞれスーツケース持っていくよ!


私たちは重いスーツケースを持ち、玄関を出てソウル駅に向かった。


ゆー
ゆー
でも、ソウル駅に魔法界へいく特急列車なんてあるんですか?
チャン
チャン
それが、あるんだよ〜
ヒョンジン
ヒョンジン
うん、イギリスは有名な9番線とと8番線の間のところだけど、ソウル駅は使われていない自動販売機の真横なんだ。普通に考えるとすごいよね
ゆー
ゆー
なるほど


今は朝。マグルの人たちは出勤時間。子供は登校時間。様々な人が駅へ向かっていた。

少し前までは私もこの人たちと同じだったんだと思うと不思議な気持ちになった。



ピリクス
ピリクス
人多いね〜
ゆー
ゆー
わっ
大人たちは私よりも背が高くて、その上急いでるからなのか、ぎゅうぎゅう押されて、私はどんどんみんなから離れていく気がする。
ゆー
ゆー
わわわ…
リノ
リノ
あっ、あなた!(がしっ)
ミノオッパが私に気付いてくれて、慌てて私の腕をつかんでくれた。
ハン
ハン
あなた!気付かなくてごめん!!!
ゆー
ゆー
大丈夫なんだけど、なんか…
気のせいかも知れないけど、全身黒いスーツ姿の人たちにわざと押されて、みんなから話されたような気がする。
チャン
チャン
なんか…?
スンミン
スンミン
と、とりあえずさ、駅行かない?ここじゃまたはぐれちゃう
ヒョンジン
ヒョンジン
そうだね、行こう
リノ
リノ
あなた、手、繋ご
リノ以外のみんな
…えっ
リノ
リノ
ん?はぐれないためだよもちろん☺️
ハン
ハン
いいなーー

いや、私の意見無視すんな?
リノ
リノ
ほら
ムギュ、と私の手をつかんで、しれっとみんなの後についていくオッパ。。。
ゆー
ゆー
はあ
ハン
ハン
(ムギュ)
ゆー
ゆー
え?
もう片方の手を繋いできたのは大型クワッカ、じゃなくてジソンオッパ。
ゆー
ゆー
はあああ…



まあなんとか駅についてスーツケースをカートに乗せると、みんなで使われていない自動販売機までなるべく自然に行った。
ゆー
ゆー
ここ?
チャンビン
チャンビン
うん、壁にもたれるふりして抜けるから、あなたは僕たちと手を繋いでいてね


そして、またリノオッパとジソンオッパと手を繋いで、二人が壁にもたれるのを見習って私もそおっと持たれてみた。
ゆー
ゆー
えっ


壁にもたれたはずなのに、すう〜っと壁の中?に入った。思わず怖くなって二人の手を握り締めると、いきなり引っ張られて、この壁の中?から抜け出した。
リノ
リノ
大丈夫?
ゆー
ゆー
はい、少し怖かったですね( ˙-˙ )
アイエン
アイエン
ん〜可愛いね〜よしよし
またほっぺふにふに
ゆー
ゆー
ಠ_ಠ
アイエン
アイエン
ゴッメーン

なんとか手を振り払い、顔を上げると、少し昔に走ってそうな電車が線路にあった。


※見た目ね
ヒョンジン
ヒョンジン
さ、はいろ!
ヒョンジンオッパに続いて、私たちは電車の中に乗り込んだ。


わあ…
外見との差よ()
チャンビン
チャンビン
みんなで座りきれないから、三組に分かれようか
ゆー
ゆー
あ〜、私、ひとりでもいい?
スキズ
スキズ
えええ…
チャン
チャン
あっ!さっき話しかけてたやつ、教えて?

ああ…
ゆー
ゆー
あ、やっぱ大丈夫です。なんかあったら隣にいきますね!
チャン
チャン
あ、そう…わかった
スキズ
スキズ
じゃね〜、あなた…


そうして、私は一人で窓際に座ることにした。少し、頭の整理。



バタばたばた…


ん?






バタバタバタ…
ばあーーん!

え???

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