グクとは付き合って1年たった。
今は学校の帰り…
グクの手は私より大きい。
グクの指が私の指のあいだに挟まる。
恋人繋ぎ。
グクは顔を赤らめる…。
私たちは付き合って1年たってるけど
まだキスもできていない。
グクの家にも行ったことはない。
恋人繋ぎが出来たのも、付き合ってから半年くらいからだ。
グクが私のことを大切にしてくれてるのはは知ってるけど…。
グクは私にそういうこと望んでないのかな…。
そもそも私のこと好きじゃなかったり…
不安なことばかり思い浮かぶ。
私、軽い女だって
そういうことしたいだけの女だって思われたかな。
グクの家…
はじめて行く……。
突然すぎて緊張する。
グクの家を知れただけでウキウキしてる
あ
親いない…。って
考えすぎだよ私!
綺麗に片付いてる…。
私はベッドの上に横たわった。
私は慌ててベッドから離れた。
顔が赤くなった。
私はまた顔が赤くなった。
なんか、いつものグクとちがう…
グクの顔があかくなった。
か、かわいい…。
私はグクのことを思わず見つめてしまった。
グクは私をベッドの上に押し倒した。
私は思わず顔をあからめた。
グクは私にキスをした。
何回も口に
グクの舌が私の口の中に入る。
頭がぼーっとする
でもグクが私とそういうことをしたいって思っててくれたって思うと嬉しい…。
グクはキスを止めた。
グクは私のおでこにキスをした。
もっとキスしたい。
もっとグクと触れ合いたい。
なんてい、いえない…。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!