駿佑side
駿『あなたー』
駿『俺ら、別れよっか。』
あなた「え、は、ちょ急にどうしたん!?」
あなた「あ、うちのこと嫌いになった?」
駿『そう!』
駿『って、言いたいところやけど、』
駿『まだ、好きやし付き合っときたい』
あなた「え、じゃあ何で?」
駿『あなたの好きな人は俺じゃない。』
あなた「なんでそうなるん。嫌いとか言うてないやん、。」
駿『付き合っとるのにあなたはいっつも違う人見とって。俺ずっと気づいてたんやで?』
駿『あなたが先輩を好きってこと。』
あなた「…ッ!」
あなた「やっぱバレとったか。」
駿『当たり前やん。どんだけ一緒におると思ってん。笑』
あなた「ごめんな、ほんまにごめんな。」
駿『ええよ。謝らんといて。』
駿『その代わり条件がある』
あなた「ん?なに??」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!