第7話

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2020/01/13 00:30








ユンギside






あなたの顔を見て




大体過去になんかあるって事は分かった



でも、俺と同じのにおいがするな









そう思っていると






『あいつの親は俺みたいなもんなんだ』





そーやって話し始めた








『あいつには親がいない』





『詳しい内容はあいつがお前たちに心を開いたら言えるが』




『ただ、ひとつ言えることは』



『あいつは自我を忘れたら』




『俺しか止めることが出来ない』



『今の時点ではな?』



『まぁ、いつかはお前たちでも止められるようになるだろう』




『そこらへんはよろしくな』











そー言った目は




親が子に向ける



愛おしそうな目だった_







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