『迅さん!!!』
あなたはわーい!と迅さんの元に駆け寄り、飛びつく。
迅「おっと...あなた、相変わらず元気だなぁ。待たせて悪かったな。」
三雲「迅さん...!!」
修も姿が見えた迅の元に駆け寄った
迅「どもどもー!いやぁ、ビルの屋上でレプリカ先生とばったり会っちゃってさぁ〜」
迅「せっかくだから来てみた。」
そう言い、迅は笑顔で修の隣にいた千佳にも話しかけた
「可愛い子はいつだって大歓迎〜!」
とさらりとセクハラ発言をする迅さんはいつも通りである。
迅「うーんっと、遊真達は...あっちか!」
と、迅は駅のホームから線路に飛び降り、遊真達の方へ向かう。
『あっ..!迅さんまって!!』
あなたも迅の後に続いて遊真たちの方へ向かった
迅「あっ、、なんだ遊真...結構やられてるじゃん。」
遊真「あ、迅さん、」
迅が遊真に話しかけると、遊真は振り返った
『やっぱり!迅さん、ゆうまはいいねいばーだよね..!』
迅「おう!遊真はいい近界民だ。」
遊真「うむ、理解して貰えたようで良かった。お姉さんまで敵になってたらさすがに俺でもやられてたかもしれん。」
と、遊真は少し安心したように語る
迅「で...遊真、油断したのか?」
遊真「いいや、普通に強かったよ。」
と、本当に強かったのか疑うほど真顔でさらりと答えた
迅「な?だから、やめとけって言ったろ?秀次。」
迅は遊真にやられ、惨めな姿で線路上に倒れている秀次に目を向けた
秀次は迅をカッと睨み、
三輪「わざわざ俺たちをバカにしに来たのか。あなたのことも....!!」
と、唇を噛み締め、答えた
迅「違うよ、お前らがやられるのも無理は無い。」
迅「なんせ、こいつのトリガーは"黒トリガー"だからな」
三輪「黒..トリガー..!??」
米屋「まじで!!?」
三雲「黒トリガー...?」
『ぶらっくトリガー....!!!それって私とおんn...(((うぐっ』
迅「あー、ダメだぞーあなた。まだそれは言うな。」
迅は咄嗟に「私とおんなじ」と言おうとしたあなたの口を手で塞いだ
迅「むしろお前らは善戦したほうだな。」
迅「こいつにお前らを殺す気は無かったとはいえ、さすがA級三輪隊だ。」
三輪「ッ...!!」
迅「この所、普通の近界民相手でもゴタゴタしてるのに、黒トリガーまで敵に回したらやばい事になるぞ〜」
迅「こいつを追い回しても何の得もない、帰って城戸さんにそう伝えな。」
すると、迅の発言に対して奈良坂が口を開く
奈良坂「その黒トリガーが町を襲う近界民じゃないって保証は?」
迅「俺が保証するよ。首でも全財産でもかけてやる。」
迅は自信満々にそう答えた
『(ぜんざいさん...!てことは、もうやきにく連れて行ってもらえなくなっちゃう...!)』
あなたはだめぇええ!と迅さんにしがみついたが、
ハイハイ、大丈夫だから、と迅はあなたを慰めた
___________________
おひさびさびさぶりですね🙋
帰ってきました!
これから少しずつ色んな作品書いていくので、また、どうかよろしくお願いしますm(*_ _)m
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。