ガラララと音がするドアを開ける。
うわ明かりついてんじゃん絶対あの人居るよ。
どれどれ?と私の持っている紙を覗き込んでくるくられ先生。
この人も謎が多い。目元を面で隠して生活している。
なんで?と思った人は確実にいるだろう。
説明しよう、私がこの間「なんで先生って目元隠してるんですか?」と聞いた時彼は
「え、…な、なんかかっこよくない……?」
と照れながら言ってきたのだ。
照 れ な が ら
どこに照れる要素あんねん乙女かよどつくぞ(理不尽)
ごめん明後日は用事が…とノリに乗ってくれたくられ先生だが葬式に来てくれないのは結構心抉れた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。