第10話

🥀×10
899
2020/04/17 08:06
あなたside


*朝*

*教室*





亜生
亜生
なーなーあなたちゃーん



学校着いて早々声掛けてくる左斜め後ろの

おつかい坊や



あーうるさい




まじだるーーーーーい


出席だけはしないと...

くそ。。。。。。。。。。黙ってくれ






亜生
亜生
あなたちゃーーーーーーんんんんんん
中務
中務
うるさいんですけど
亜生
亜生
なー、折角席近くやねんで?
亜生
亜生
もーちょい構ってくれてもええんとちゃうん?
中務
中務
どうしたのおつかい坊や
亜生
亜生
ちょ、それは内緒やて!
亜生
亜生
今度俺にもギター教えてや
中務
中務
やだ
剛典
剛典
あなたー!




っしゃ。いい所で仔犬登場

ナイスすぎ

今日は褒めてやろ←






中務
中務
やっふぉ
剛典
剛典
あなたが素直に来るなんて珍し
中務
中務
うるさいのが近くにいるから
亜生
亜生
逃げんなやー!
中務
中務
着いてくんな
亜生
亜生
ええやん俺も混ぜてや
亜生
亜生
ええよね?岩ちゃん
剛典
剛典
いいよいいよ!
中務
中務
おい!仔犬!
剛典
剛典
仔犬って呼ばないでよ!
中務
中務
役に立たない
広臣
広臣
あなたー




っしゃ。いい所できた

無愛想男

今日は素直になってやるよ←





中務
中務
よっ無愛想男
広臣
広臣
その呼び方は気に食わねーが大人しく俺の所に来たから褒めてやるよ
中務
中務
嬉しくなーい
広臣
広臣
ん、これ
広臣
広臣
落ちてた
中務
中務
あ、私のだ
中務
中務
ありがとう
広臣
広臣
うん
広臣
広臣
あれ、岩ちゃんいんじゃん
中務
中務
あの仔犬役に立たねぇ
広臣
広臣
そんな言い方すんなよ
剛典
剛典
あなたーーー
亜生
亜生
あなたちゃーん
中務
中務
あーうざいうるさいうざい
広臣
広臣
今日機嫌悪いな
中務
中務
朝からうるさいんだもん
亜生
亜生
俺を睨むな
中務
中務
うるさい奴1号
剛典
剛典
なに
中務
中務
役に立たねぇ奴1号
広臣
広臣
生意気になったなーまじで
中務
中務
るせぇ
剛典
剛典
あ、そろそろチャイム鳴るからかーえろ
広臣
広臣
俺も帰ろ
中務
中務
あー、地獄の始まりだ
亜生
亜生
そんな嫌がるもの!?
中務
中務
嫌がるもの





亜生side








最初はただ俺になびかない女だから

俺になびかせたかった

俺のトリコにさせたかった、それだけだった


ほかの女はみんな俺に寄ってくる

でもこいつだけは俺に興味を示さない

俺のことはもう眼中に無い



そんな女を落として俺のトリコにすれば

どんなに楽しいか。


そんな気持ちで絡んでいた


だけど次第にそれだけじゃなくなった

ほかの女は別に興味がなくなり


あなただけを狙うようになった
本格的に気持ちが変わったのは

体育祭前の時の事だった




俺がちょっと熱中症気味で保健室に行ったら...

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