拓文side
玄関から出て歩いて校門まで向かっていると
校門前にハザードをたいてる車が1台あった
その車の横には見覚えのある
金髪のストレートの髪とピアスでキラキラ光ってる
スタイルのいい女の人が立っていた。
一瞬であなただって分かった
だから俺は手を振ると
あなたもすぐに手を振り返した
そうすると周りにいたいかにも陽キャそうな男子が
俺の肩に腕を回して絡んできた
うわ、だるいるわぁ
あなたの方をチラッと見ると
車の隣にいたはずのあなたが今俺の目の前にいる
移動するのはやぁ…←
嘘つけ…
車に乗ると声をかけてくるあなた。
そこから約1時間30分かけて大阪のあなたの家に
帰ってきた
*お風呂に浸かる*
まぁまぁ俺運いいよな、
あんなええ人に拾ってもらえて
運使い果たしたのかなこれ、
あ、進路希望の紙出さないと…
まだ出てないの俺だけやんな
あなたに相談してみよっかな…
お風呂から出るともうご飯の用意がされていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。