第52話

🥀×52
450
2020/06/09 12:51
拓文side




玄関から出て歩いて校門まで向かっていると

校門前にハザードをたいてる車が1台あった
その車の横には見覚えのある

金髪のストレートの髪とピアスでキラキラ光ってる

スタイルのいい女の人が立っていた。




一瞬であなただって分かった

だから俺は手を振ると


あなたもすぐに手を振り返した



そうすると周りにいたいかにも陽キャそうな男子が

俺の肩に腕を回して絡んできた

うわ、だるいるわぁ






男達
なになになにー
男達
お前にあんな綺麗な女の知り合いおったん?
男達
しかも車運転出来るって事は歳上なん?
男達
えぐー!
男達
陰キャのお前がどーやってひっかけたん?逆に気になるわー!
拓文
拓文




あなたの方をチラッと見ると

車の隣にいたはずのあなたが今俺の目の前にいる


移動するのはやぁ…←







中務
中務
拓文と仲良くしてくれてるの?
男達
そうっす!
男達
いつもつるんでるんすよっ!



嘘つけ…





中務
中務
そ?ありがと
男達
拓文のお姉さんっすか?
中務
中務
さー?
男達
彼女さんですか!?
中務
中務
君達の想像に任せるよ
中務
中務
拓文帰ろ
拓文
拓文
う、うん




車に乗ると声をかけてくるあなた。





中務
中務
あいつらうぜーな、
拓文
拓文
…え?
中務
中務
私嫌いなタイプやわ
中務
中務
急に声かけられても知らねーよって
都合良すぎやん。
拓文
拓文
それな
拓文
拓文
まじなんなん。
拓文
拓文
急に声掛けてくるなや
中務
中務
タバコ吸う?
拓文
拓文
いや、まだええわ
中務
中務
あいよ




そこから約1時間30分かけて大阪のあなたの家に

帰ってきた







拓文
拓文
ただいま
中務
中務
おかえり
中務
中務
手洗ってな
拓文
拓文
分かっとるよ‪w
中務
中務
どーするご飯?お風呂?
拓文
拓文
お風呂入ってくるわ
中務
中務
もう湧いとるからいつでもええよ
拓文
拓文
準備はやぁ、
中務
中務
まーね
拓文
拓文
じゃ!お先にー
中務
中務
はい




*お風呂に浸かる*





まぁまぁ俺運いいよな、

あんなええ人に拾ってもらえて
運使い果たしたのかなこれ、


あ、進路希望の紙出さないと…

まだ出てないの俺だけやんな

あなたに相談してみよっかな…






お風呂から出るともうご飯の用意がされていた



中務
中務
出来てるから食べな
拓文
拓文
あなたと一緒に食べる
中務
中務
じゃあ洗い物だけしちゃうから待っとって
拓文
拓文
洗い物あなたがお風呂入ってる間に俺がするから大丈夫やで
中務
中務
学校で疲れとるやろ
拓文
拓文
あなただって大学とバイトと、滋賀までの運転で疲れとるやろ
拓文
拓文
だからええよ、それに俺がやるって約束したやん!
中務
中務
そーか、じゃあお願いする
中務
中務
ほな食べよか
拓文
拓文
うん!

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