第2話

私たちの過去

3,159

2018/12/21 13:30

黒夜闇菜(こくやあんな)

やはりあんただったのね

宮野雫(みやのしずく)

...お父様...？お父様よね！

霧橋未亜(きりはしみあ)

あなたは...

殺せんせー

柳沢...

柳沢

今度こそやってくれると
思っていたが...使えない娘だ

黒夜闇菜(こくやあんな)

なんですって！

私がそう叫ぶと




雫が前に出た

宮野雫(みやのしずく)

もう！こんなことはやめましょう！
あのときのお父様に戻ってください！

真剣な顔で


柳沢に向かって


真っ直ぐに見た

柳沢

お父様？俺が？
お前なんて知らないが？

霧橋未亜(きりはしみあ)

もう限界なんですけど...
柳沢のせいで
ここにいる私たちは！

黒夜闇菜(こくやあんな)

今はやめよう
皆が見てる、それに
あっちも仕掛けてくるような
雰囲気ではないみたいだし

柳沢

あぁ、さすがにこんなに大人数だとな
行くぞ、二代目

柳沢はフードを被った男をつれていった

そして、私達も、解散した


茅野も、触手の後遺症などがあるため
病院に入院をした

殺せんせーもケガの治療に専念していた













一週間後

赤羽カルマ

で？全員揃ったけど
殺せんせー、雫、未亜、闇菜？
話してくれるんだよね？

黒夜闇菜(こくやあんな)

うん、もちろん

私たちはみんなの前にたって

殺せんせー

さぁ、打ち明けましょう。
私たちの過去に何があったのか...を

ゆっくりと語った...


真剣にきちんと

その内容は

殺せんせー

私は、かつて最強の殺し屋と
呼ばれる死神...でした。
元々は普通の人間であり、劣悪なスラム街の裏切りばかりを見てきました。
そのなかでの唯一信じられること..

それは、


ビッチ先生も私たちに共通できること













「殺せば人は死ぬ」

殺せんせー

そして、とある仕事のあと殺したターゲットの息子である少年が私に弟子入りしました。それは察しての通り今の偽死神ですね

黒夜闇菜(こくやあんな)

そのあと少したったとき
私が弟子入りしたの

黒夜闇菜(こくやあんな)

だけど、私が入って少したったとき
アイツ(偽死神)が裏切って捕縛し、
柳沢のいる非公式の研究組織へと送られてしまった...

柳沢の研究は

反物質の生成サイクルを生命における
細胞分裂のサイクルに組み込み、
生命の中で、反物質を生成させようとしていた。

つまり、死神を生きている限り
反物質を生産するシステムに
改造させようとしていた。

殺せんせー

そこで、雪村あかりさん...茅野さんのお姉さん...そして、みなさんがよく知る元Ｅ組担任雪村あぐり先生とあいました。

黒夜闇菜(こくやあんな)

そのころ私は、
偽死神に向かって勝負を仕掛けてた...
けど力が及ばなかった...

霧橋未亜(きりはしみあ)

だけど私たちは会いました。
私は元々殺し屋
ブラードウィッチとして
活動していました。
そして、偶然か必然か依頼先で
出会いました。スノーバンパイアと

黒夜闇菜(こくやあんな)

私たちは、勝負をした。
私達は互角というほどの力で戦った
そして、私が勝った

霧橋未亜(きりはしみあ)

そのときに、私たちのことを見ていた
視覚に全然気づかず、麻酔で眠らされ
研究所へとつれていかれていた。

黒夜闇菜(こくやあんな)

その時、私は、
柳沢の魔女の研究に使われていた。
正確にどうやったかは覚えていない
...けど、すごく苦しかったと思う

霧橋未亜(きりはしみあ)

私も、人工ロボット...
中身をコンピューター化した...
その時の記憶は私も残っていなかった

殺せんせー

私は、かなりの苦痛に耐えながら
あぐり先生との
関係を結んで行きました。
そんなある日

黒夜闇菜(こくやあんな)

月が爆発した。
けどこれは！
師匠のやったことではない！
月面で同じ実験をしていたネズミが
月ごと爆死した...

殺せんせー

研究室は、
想定外で混乱していました。
そして、検査した結果...私も
１年後の３月１３日に
同じことが起こる

黒夜闇菜(こくやあんな)

だから、殺そうとした
けど失敗に終わった

殺せんせー

その時に研究側が私を殺そうとした
地雷にあぐり先生が受け...
ここで、言われました。
「残された時間をくれるなら、
あの子達を教えてあげて」っとそれが
ここまでにいたったいきさつです

黒夜闇菜(こくやあんな)

私たちは、あの爆破で逃げ出した
そのときに未亜と再開した。

霧橋未亜(きりはしみあ)

そして、言われました。
一緒に来ない？っとだけど私は
研究により激しい
運動ができなくなって
暗殺者として活動できなかったです。
なので、言われました。

霧橋未亜(きりはしみあ)

情報屋になって
私のパートナーになってっと

黒夜闇菜(こくやあんな)

そこからは、二人でよくやってきた
ってことかな？私の云えることは

そして、言い終わったあと




多分...みんなのなかではもう




殺すことなんて出来ない...っと




思ってしまっただろう...




私は...どうだろう...

黒夜闇菜(こくやあんな)

師匠...！私は！私は！
殺すことなんて...出来ないです...

宮野雫(みやのしずく)

私は...殺らなきゃいけないと思う

霧橋未亜(きりはしみあ)

私も思う...

赤羽カルマ

あのさぁ？今のはなし聞いてさ
思うんだけど...
なんでさ、闇菜は...

私が不思議な顔をしていると

赤羽カルマ

...闇菜、前も言ったよね？抱え込まないでって、俺らがついてる...なにも怖くないよ...もう、嘘も隠し事もしないでくれない？

黒夜闇菜(こくやあんな)

...カルマ...

皆が口々に


私に言ってきた...


そのときにはじめて気づいたんだ



私は...私は





カルマが好きなんだと...でも








みんなと別れ、未亜、雫、殺せんせー、
烏馬先生、イリーナだけになったとき...



真面目な顔をして未亜が言った

霧橋未亜(きりはしみあ)

私は...闇菜に幸せになってほしいな...
だから、殺し屋をやめて

黒夜闇菜(こくやあんな)

え...？

烏馬先生

その案は、賛成だな

イリーナイエラビッチ

そうね...殺し屋は気が散ってはだめ
ターゲットに殺したくないなんて思いを抱くなんて尚更...しかも

宮野雫(みやのしずく)

恋してるよね？赤羽カルマに...

黒夜闇菜(こくやあんな)

...私は...
私は！

霧橋未亜(きりはしみあ)

ここにいる人は
かなり闇菜に救われてきた人たち
皆だって私だって
幸せになってほしいの

殺せんせー

この事は自分で
考えた方がいいと思いますよ。
でもありがとうございますね。
スノーバンパイア...

黒夜闇菜(こくやあんな)

確かに...そうだよ...

私は涙を流しながら

黒夜闇菜(こくやあんな)

私はっ...カルマが...好き





～作者より～
長くなってしまいごめんなさい！
もし、過去編わからなかったらコメント欄によろしくお願いします！ぐだぐたで申し訳ございません！
そして、この作品には、前作があってこの題名と同じように検索して、下の方にあるものがこの作品に繋がると思います！
わからなかったら、そちらを見てみてください！