第7話

Episode7
342
2019/08/19 05:12
萌恵
萌恵
エイジくん私ね
萌恵
萌恵
エイジくんと付き合い始めてからずっとあなたちゃんにいじめられてたの
あなた

えっ

萌恵
萌恵
私があなたちゃんの横通る度に「えいちゃんは、私のものだから。早く別れろ」とか「別れなかったら殺す」ってこの前言われたこともある
萌恵
萌恵
上履きも隠されたこともあるよ
萌恵
萌恵
ずっと誰かに相談したかったけど言えなくて・・・
萌恵
萌恵
エイジくんごめんね
あなた

萌恵、なんで嘘つくの?

あなた

私、萌恵の横通る度にそんなこと言ってもないし上履き隠し事なんてないよ?

あなた

なんでそうやって嘘つくわけ?

萌恵
萌恵
嘘じゃないよ
萌恵
萌恵
えいちゃん助けて



まって意味わかんない







誰がいつそんなことやったの?
エイジ
あなた、








えいちゃんは





















私を信じてくれるよね?










エイジ
萌恵にそんなことしてるとは思わなかった
エイジ
もう萌恵に近づくな



なんで?意味わかんない
萌恵
萌恵
(·∀·)ニヤニヤ


えいちゃん、萌恵は嘘ついてるんだよ?
今だってニヤニヤしながら私の方を見てるし私そんないじめもやってないよ?
 
なんで信じてくれないかな
エイジ
萌恵、大丈夫か?
萌恵
萌恵
私・・・ずっと怖くて




怖いのは私



よくそんなに猫かぶってられるね
エイジ
萌恵、俺が守るから
萌恵
萌恵
エイジくん、ありがと






もう、耐えられない







走って教室に戻る



みう
みう
あなた、どうしたの?
ツリメ
なんか悲しい顔してるよ?
あなた

みう、私

あなた

もう

あなた

えいちゃんすきになるのやめる

みう
みう
は?なんでよ!
ツリメ
あなた、ずっとえいちゃんのことすきだったじゃん
あなた

もう

あなた

すきでいるのが疲れたよ

みう
みう
あなた・・・
先生▶「おーい授業始めるから席つけー」





午後の授業は何一つ頭に入ってこなかった


放課後

みう
みう
じゃあ私部活行くね
あなた

うん、頑張って




私も早く帰ろ


リクヲ
あなたー
あなた

りっくん

リクヲ
今日一緒に帰ろ
あなた

いいよ

リクヲ
みっくんから聞いた
リクヲ
えいちゃんのこともう諦めるの?
あなた

諦めるんじゃないよ。
すきになるのが疲れただけ

リクヲ
ホントなの?
あなた

うん

リクヲ
俺はあなたがえいちゃんをそんな簡単に諦めるなんて思ってなかったよ
リクヲ
えいちゃんに彼女がいようとあなたはえいちゃんを奪えると思ってたよ
リクヲ
俺、あなたがそんな簡単に好きになるのをやめるなんて思ってなかったよ



ホントにりっくんの言う通り




あなた

りっくん、ごめんね

リクヲ
えいちゃんのことすきになるのもうやめたんだったらそらにしなよ
あなた

えっ

リクヲ
そらから告られたんでしょ?
リクヲ
だったら付き合いなよ




そら・・・





えいちゃんを完全に忘れるためにそらと






あなた

考えてみる

リクヲ
わかった
リクヲ
でも、そらの気持ちを簡単に踏み潰さないでよ
あなた

どいうこと?

リクヲ
中途半端な気持ちでそらと付き合うなってこと
あなた

わかった

リクヲ
じゃあね
あなた

うん

























作者▶いつもみなさんありがとうございます。次のお話で萌恵の嘘のせいであなたが大変なことになります、そしてそらと付き合うのか付き合わないのか・・・楽しみです😆

プリ小説オーディオドラマ