夏休みの終わり──
一通のメッセージが届いた。
見るからに夏休みの宿題じゃんw
私は自転車に乗り坂を登る。
その上にあるのはガラス張りの真っ白な大きな家。
ガラス窓からはマグカップを持った背の高い美青年が手を振っている。
神谷を抜いて全員で9人。
さすがに迷惑だろうと思うと…
と言って夕稀さんはスポーティックな自転車に乗り部活へ。神谷ご両親は車に乗ってうちへと向かった。
ということで、私は千誉ちゃんと吹雪ちゃんを、一茶は府間と伯良くん、高宮城くんが神谷と、三島くんは天明さんを…
なんというか、、丁度いいんじゃない?
でも、神谷と高宮城くんって接点あったっけ?
敬語が美しすぎる。神谷とは正反対だ。
服装はいつもと変わらないワイシャツに黒いスラックスだ。
高宮城くんが三島くんを鋭い目で睨みつける。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。