布団を被る私。すこししかみえなかったが、神谷はかなり驚いている。
かなり低い声。
神谷が…怒ってる?
お母さんが2階に来る前に色々話したらしい。
怪我が酷いことも何となく察していたようだ。
何とか座って、卓袱台を囲んでプリンをたべる。
府間はクラスLINEも現場も見ていなかった。
不思議そうに聞いてくる。
その時、神谷の目の前にあるプリンが手をつけられていないのに気づいた。
プリンが苦手な人なんているんだ。
本当に嫌いなのかな…
2階に上がってくる誰か。
郁文は神谷と府間に視線を移す。
郁文はさっさと部屋に引き籠もった。
そのあと2人とは兄妹の話題になった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。