〜ria side〜

はぁぁぁぁぁぁあ…疲れた…

一応外部の人間だし、どこから情報が漏れるか分からない…とりあえずいつも通り（敬語）に喋ったけど結局よく分からないままだった

一応下調べはしたけど出てきた情報は名前と年齢だけ…

せめて魔法が使えるかだけでも知りたかった…

あーね、ルリカは絶対にやってくれないパターンね

私はいっっっっっぱい仕事があるんですけどね！！！🥺

・

｢ｷｭｩｩｩｩ ｷｭｩｩｩｩ｣

警報の音が鳴り響く

めんどくさいけど放置してたもっとめんどくさいことになりそうだから急いで探しに行く

ここには攻撃的な魔物が多いからあんなか弱いへにゃへにゃな子が食われてないか心配でしかない…()

まあ丁度いい、もし魔法が使えるならこれで詳しい情報が落ちるだろう…

城内に叫び声が響いた

恐らくあなただ

声のした方向に走ると…

案の定、魔物に怯えて腰を抜かしていた

魔法は使えない…もしくは攻撃魔法ではないのか、あなたが攻撃する様子はなかった

下等魔物3匹に囲まれていた

私にとったらただの雑魚だけど普段魔物を見ない人間からしたらかなり怖いだろう

気配を消していたせいか、魔物もあなたも私には気付いてないみたいだ

自分としてはユズキの手下ぐらいどうなろうと構わないが殺してしまうと人質として利用できなくなってしまう…

そんなことしたらルリカ様に何言われるか…

しょうがないから手元に魔力を集めて放つ