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ー月曜日ー
〈学校にて〉
あなた「ねぇねぇ野薔薇、五条先生知らない?」
野薔薇「さぁ?見てないわよ」
あなた「そっか…」
野薔薇「どうしたの?」
あなた「いや、土曜に憂太先輩と」
あなた「正式に婚約することが決まったから報告に––」
野薔薇「はぁ?!聞いてない!」
野薔薇「一番に話して!って言ってよね?」
あなた「え、あ、そうだけど…」
あなた「こんな話聞いても面白くないかなって…」
野薔薇「…はぁ、いい?面白い面白くない以前に、」
野薔薇「あなたの話しを聞きたいの」
野薔薇「なんかあったら一番に頼って欲しいし」
あなた「……//野薔薇そういうとこホント好き」
野薔薇「ふん!私の魅力の一つよ!」
ーーーーーーー
あなた「あ!五条せんせー!」
五条「ん?ああ、あなたか」
五条「何?」
あなた「憂太先輩と正式に婚約することになりました!」
五条「え〜?僕じゃなくって?(ニヤニヤ)」
あなた「はい!憂太先輩がいいです!」
五条「おっと、結構バッサリくるね…」
五条「いいよ。話しつけとく」
五条「僕が良かった〜とか言っても遅いからね!」
あなた「はい!言いません!」
五条「ホント…素直だよね。」
あなた「では!」
五条「うん」
五条「……まだ言わない方が良いかもしれないね」
五条「青春してる若人の為にも」
五条「もう少し先伸ばしにしてあげよう…」
五条「若人から青春を奪う権利はないからね」
作者:意味深ですねぇ
…あ、そういえば!
伏線回収してない!
これから伏線回収作業しま〜す!
お楽しみに
では恒例
♡と☆よろしく
しないと拗ねます!
ではまた、次のお話で
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。