第155話

百三十
1,710
2022/04/04 01:00
五月姫「最後に一つ…教えてやろう」









あなた「別にいい」









五月姫「お主の番の…えっと…菅原道真の子孫」









あなた「憂太さんのこと?」









五月姫「そうそう、憂太」









五月姫「そやつが禅院の女と二人で会っておったわ」









あなた「なにか理由があったんでしょ」









五月姫「憂太の方から呼び出したようだぞ」









あなた「へぇ…」









五月姫「楽しそうに笑って…照れておったな」









あなた「…へぇ…」









五月姫「お主は正しい選択をすると信じておるぞ」









あなた「滝夜叉姫にとっての正しい選択はしないわよ」









五月姫「さぁ…どうかな」









あなた「は?…(クラッ)」









あなた「ーーっ…」









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イオ「あ、目ぇ覚めたんですね」









あなた「ベッド…?」









イオ「書斎で倒れてたんですって」









イオ「東京に帰る前に仕事詰めるからこうなるんですよ!」









イオ「しっかりしてよ…乙骨さんに迷惑かけないでね?」









あなた「私も乙骨なんだけどね」









イオ「減らず口言ってる間は大丈夫かな」









イオ「もう遅いしこのまま二度寝をキメて」









あなた「イオは…?」









イオ「姉さんが起きた時のために起きてたんだよ」









イオ「じゃ、僕も寝るから」









あなた「おやすみ」









イオ「おやすみなさい」








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作者:☆と♡よろしく

しないと拗ねます

ではまた、次のお話で

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