あなた「なんでいるの??五条先生!」
五条「えー?会いたかったでしょ?」
あなた「え、(引)」
五条「いや、本気にしないで?!」
あなた「で、何の用ですか?」
五条「話しが早くて助かるよ」
五条「あの後、憂太に連絡とってみたんだけど、今週中に日本に帰って来るって」
五条「当分日本に滞在するらしいけど憂太は早く会ってみたいらしいんだ。」
五条「いつなら空いてる?」
あなた「まぁ、基本いつでも空いてるけど…」
五条「あ、そっか。暇人だもんね」
あなた「余計なことは言わんでいい」
五条「じゃあ今週の土曜日にでも遊びに行こっか」
あなた「はぁ?初対面なのに?先生も来るよね?!」
五条「僕は橋渡しするだけだから。特級だからね、あなたと違って忙しいんだよ」
あなた「『あなたと違って』は余計だよ!」
五条「ま、楽しんで来てよ。」
五条「青春なんてあっという間さ。楽しめるうちに楽しまないと」
あなた「随分とじじくさいこと言うのね」
五条「君らはもう地獄の中にいるんだ。出来るだけ楽しい地獄にしよう」
五条「どんな楽しい地獄になるかな。……楽しみだ(ニヤッ)」
あなた「……変なの」
あなた「いいわ。楽しんで来てあげる」
あなた「地獄の中で楽しみきって死んでやるわよ!」
五条「そう来なくっちゃ」
五条「一時にハチ公前に集合ね」
五条「いいヤツだから仲良くなれると思うよ」
あなた「先生より性格最悪の人そうそういないわよ」
五条「………今回は受け流してあげるよ」
あなた「どーも」
あなた「話しは以上ね?出てって」
五条「はいはい。腐ってもレディの部屋だったね」
あなた「はぁ?腐ってないわよ!」
バタン←出てった
あなた「ったく…。」
あなた「乙骨憂太……『リカちゃん』…?」
あなた「どっかで聞いたことあるような……。」
あなた「気のせい…よね………。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!