作者:あなたさんと乙骨先輩のお出かけもといデートだと思うじゃん?
そぅじゃないんだなぁ、それが
『次の展開は…』で騙されたな?やーいやーい!
すみませんふざけましたm(__)m
今回はあなたさんが先生にアドバイス貰ったちょっと後のお話
では、本編スタート!
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〈教室にて〉
あなた「野薔薇?」
野薔薇「ん?どした?」
あなた「さっき五条先生に乙骨先輩の好きなもの聞いてきたんだけどさ?」
野薔薇「うん」
あなた「そういうのは直接聞いた方が良いって言われたんだ」
あなた「で、わたしも納得はしたんだけど」
野薔薇「だけど?」
あなた「最近の東京の男子高校生の流行?とか知っといた方が良いと思うんだね」
野薔薇「あ〜ね?京都ではどうだったの?」
あなた「京都?京都では毎日ビクビクし過ぎて流行とか考えたことも無かった」
野薔薇「え、流行知らないJKなんているの…?」
あなた「だって…!」
野薔薇「…私まだあなたと出かけた事ないけど……普段どんな服着てるの?」
あなた「服?テキトウに黒のパーカーに黒のスキニー…かな?」
野薔薇「あーー、それはないわ」
あなた「な、ない…?」
野薔薇「せっかくのデートなんだからもっとオシャレしないと!」
あなた「え、?私さっき言ったようなやつしか持ってないよ…?」
野薔薇「はぁーー?ちょっ、明日何時集合?」
あなた「え?たしか……1時?だったかなぁ?」
野薔薇「…時間くらい把握しときなさいよ!」
野薔薇「とにかく!明日、10時から私と買いに行くからね!」
あなた「え、10時?」
野薔薇「いい?わかった?(圧)」
あなた「わ、わかった…」
野薔薇「集合は?」
あなた「え?」
野薔薇「明日、1時にどこ集合?」
あなた「ハチ公前」
野薔薇「じゃあその周辺で買い物するから」
野薔薇「私らはハチ公前に10時集合ね」
あなた「り、了解です!」
野薔薇「遅れんじゃないわよ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。