☆朝姫side☆
~屋敷近くの街~
私は雪ちゃんと一緒に街まで来ました。もちろん、妖力を消し人に化けて。陰陽師さんが居たら大変ですからね。
私は雪ちゃんに話しかけました。
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私と雪ちゃんが本屋さんに向かって歩いていると、雪ちゃんが不安そうな恥ずかしそうな表情をしていたので、話しかけました。
案の定、周りの皆さんは“なんだなんだ”というような表情で見てきました。
私は雪ちゃんの手を取り、走り出しました。
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私達が本屋さんに向かおうとした時、誰かに話しかけました。
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椿莎君はそう言い残し、去って行きました。
私達はまた本屋さんに向かって歩きだしました。
☆つづく☆
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。