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第9話

TH「 おーきてっ!!あなたっ! 」




どこからか声がする




うーんと伸びをしながら寝癖だらけの髪をかきあげて重い瞼を開けると




上半身裸、スウェットパンツ一丁のストーカーがニコニコしながらベッドの上でこっちを見ている





「 っ?!なにその姿、?! 」

TH「 ん?…これいつもの寝る時の格好 」

「 ねえ私、女子だよ? 」

TH「 うん 」

「 なんとも思わないの?女子の前でそんな格好して、恥ずかしくない? 」

TH「 恥ずかしい…? 」




もうやだ、言ってるこっちが恥ずかしくなる


とりあえず制服を着るように命令する



「 てゆうかいろいろ突っ込みどころありすぎなんだけど。なんで私のベッドで寝てるの? 」

TH「 床で寝ようとしたんだよ?でもベッドじゃないと寝れないなぁって 」

「 あとそれ。なんなの? 」



ストーカーが腕に持ってるのは、可愛らしいうさぎのフードつきパジャマ



フードには目と耳がちゃんとついてる



ほんとにマスコットみたいになってるやつ、伝わる?(語彙力



TH「 これは、プレゼント。俺から、あなたへの、プレゼント~♪ 」



そう言うと、パジャマをぎゅっと抱きしめて顔を埋める



今から人にあげるやつにそんなことしちゃいけないでしょ



「 …まあ、ありがと 」

TH「 昨日お風呂あがりに怒らせちゃったから…今朝そこらへんの百均で買ってきた 」



今から人にあげるのにそんなこと明かしちゃだめでしょ



TH「 でも可愛くない?ぜったいあなたに合うな~って!!ね?今日の夜着てみてね! 」



ていねいにしわを伸ばして、ハンガーにかけてる姿がなんだか面白い



我慢できずに笑ってしまうと、



TH「 …良かった、ようやくあなたが笑った 」

「 え? 」

TH「 俺が来てからずーっと仏頂面だったから、心配してたけど!よかった~ 」




朝ごはん~とスキップしながら寝室を出ていったストーカー




…なんだ、意外とちゃんと人のこと見てんじゃん





思わず上がってしまいそうになった口角を隠してベッドから降りる




「 いっとくけど朝ごはんは作らないよ!! 」

TH「 かなーと思ってパン買ってきた!食べよ! 」



台所に立って何か料理でもしてくれるのかなと期待したけど



まあ、そんなわけないよね




「 いただき TH「 いただきまぁぁぁぁぁす!!!! 」…もううるさいってば、」




TH「 うーん…… これも美味しいけど、やっぱりあなたのカレーの方が100倍おいしかった 」

「 …あっそ、」




なんだか熱を持ったほっぺを叩いて隠す


嫌だなぁ、なんか振り回されてて



…まあ、そんなに嫌じゃないけど

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