(作者から)
更新、めちゃめちゃ遅れてすみませんでした😭
今から更新していきます!ごめんなさい!
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TH「 あなた!!あなたってば!おーい!! 」
私はただいま、廊下でストーカーから逃げてる最中です
あのあとすぐに逃げるようにトイレに行こうとしたんだけど、こいつがついてくるんです
TH「 あなたっ!」
腕を掴まれる
「 …なに、よ…はあはあ、」
TH「 なんで逃げるの! 」
頬を両手で挟まれる
その手を無理やり引き剥がして、ストーカーを睨んだ
「 ついてこないでよ馬鹿ストーカー 」
TH「 なんでそんな不機嫌なの?俺から逃げるし 」
「 …なんでもないよ 」
TH「 嘘だ、何かあったんでしょ?言ってよ 」
なんなのこいつ…
腹立つ
「 もう知らない、一人にさせて 」
………
TH「 …わかった 」
ストーカーが戻る足音が聞こえる
…なんだ、引き止めてくれないんだ
っていう馬鹿な思考を捨てて屋上へ向かった
屋上に着くと、
「 …え 」
ア「 …あ、」
よりによって、いま絶対会いたくない人が居た
ア「 あなたちゃんも来たんだ 」
「 …あ、うん 」
なんだよその言い方…
ア「 …あなたちゃんとテヒョンくん仲良いね~ 」
「 ん~仲良い、のかな? 」
こうゆう話になると思ってたよ…うん
ア「 だって大親友なんでしょ? 」
振り向く仕草さえもキラキラしてる
「 …あいつが勝手に、」
ア「 じゃあテヒョンくんの片思い? 」
「 いやそうゆうわけじゃ 」
ア「 じゃあなに?あなたちゃんもテヒョンくん好きなんだ? 」
「 だから違うって、」
ア「 おっけ!! 」
「 …え? 」
なぜかニコニコしているアヨンちゃん
ア「 じゃあ私がテヒョンくん好きになっても良いんだ 」
「 …… 」
ア「 ん?あなたちゃん?? 」
「 あ、あぁ…ごめんぼーっとしてた 」
ア「 じゃあ私が好きになっても良いんだよね? 」
「 う、ん。別に私には関係ないし、」
言ってしまった後で、ものすごく後悔したのは私だけの秘密
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!