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第7話

ちょっとだけ
TH「 あ~今日はあんまり面白い番組やってないなあ~ 」




夜ご飯のあと、2人でテレビをのんびり観てる



「 この曜日はね~、明日はドラマとかやるんだけど 」

TH「 動物番組がマシかな 」




かわいい犬たちがテレビに映し出される



「 …そういえば、なんでテヒョンは家出したの? 」

TH「 っ、テヒョン…? 」



ビクッと身体を震わせて、まるで初めて人間を見たかのように私を見つめてる



…え、なに?



「 …え? 」

TH「 いや、……フルネームで呼ぶんだなーって 」

「 悪い? 」



そう言われるとなんか恥ずかしくなって、膝の上に置いていたクマの人形をストーカーに投げつける




TH「 っうぉ!!なに、照れてんの?あなた 」



ニヒヒといたずらっぽく笑われる



もうこいつが来てからなんか調子がおかしくなる…



「 お風呂入る 」

TH「 え~逃げるの~?ぶふぉっ!! 」




まだごちゃごちゃ言ってるストーカーの顔に別の人形を投げて、お風呂場へ向かう




あいつ、小学生かよ





「 あ~疲れた疲れた 」



わざと独り言を呟きながら湯船につかると、一気に疲れが取れるような気がした



一通り終えて出ようとすると



「 …っ、ぎゃぁああああああああ!!! 」




TH「 んっ?!ん、…ゴホゴホッ、ゴホッ 」




歯ブラシを呑気にくわえているストーカーがいた



急いで戻り、外から話す



「 ねえあんたホントにバカ?!?!私が入ってるの知ってたでしょ?!ねえ! 」

TH「 ごめんって、!…まだあがらないかなって ゴホッ、」



歯磨き粉のみこんじゃった…って呟いてるストーカーに余計腹が立ってくる




一旦落ち着け、一旦落ち着け…


心に言い聞かせて、タオルを巻いた状態で外に出る



あまりにも暑くて、ずっとお風呂場にいることはできなかった



「 ホントさいてー… 」



扇風機をつけながら呟いてみる



TH「 今のは、ほんとにごめん 」

「 …変態なの? 」

TH「 っえ? 」

「 …天然な変態か、」(小声)

TH「 え?、えっ? 」


何度も私の口元に耳を近づけて聞き取ろうとするストーカーの頭を軽く叩いてドライヤーを手に取る



なんかもうはちゃめちゃだけど、こいつが来てからちょーっとだけ


ほんのすこーーしだけ、一日のどうでもいいことが楽しく感じた


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にむ
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