無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第14話

パーティーデビュー!?
晴くんと一緒に会場に行くと、
着飾った大人たちがたくさんいて、
足が竦んでしまった。
あなた

(どうしよう、私……
完全に場違いなんじゃ……)

柴園寺 晴
柴園寺 晴
おい、そんなんで大丈夫かよ
完全に気後れしている私を見て、
晴くんが呆れたように顔を覗き込んでくる。
あなた

私、なにか粗相をして
お父さんの仕事先の人を
怒らせたりとかしたら、
どうしよう……

柴園寺 晴
柴園寺 晴
あのな、なんのために
俺がいると思ってんだよ
あなた

え?

柴園寺 晴
柴園寺 晴
家事じゃ役に立たねえけど、
こういうところは……その、
それなりに役に立つぞ、俺は
私の腰を引き寄せた晴くんは、
照れくさそうな表情をしていた。
あなた

晴くん……心強いよ

柴園寺 晴
柴園寺 晴
家事はダメでも、
ここでは俺のほうが先生だからな
あなた

うん、今ここに晴くんが
いてくれてよかった

素直な気持ちを伝えれば、
晴くんは目を丸くして、
それから気後れしている
私をリードするように歩き出す。
柴園寺 晴
柴園寺 晴
もっとリラックスしてろよな、
俺が全部うまく立ち回ってやるし
あなた

頼りにしてます、先生!

私は晴くんと一緒に、
話しかけてくる人たちに挨拶していく。
パーティー客1
パーティー客1
これは晴くんと……
あなたさんでしたかな
あなた

(誰!? この貴族みたいな
白髪のおじさん!)

柴園寺 晴
柴園寺 晴
ご無沙汰しております、小幡おばた様。
新しく介護事業にも進出されたとか
パーティー客1
パーティー客1
おお、さすがは柴園寺社長の
息子さんだ。うちは不動産会社
だからね、建物なら売るほどある
柴園寺 晴
柴園寺 晴
ええ、財産をただ使うのは、
三流のすることです。ですが、
小幡様のように財産で財産を
生み出すのは一流だなと、
若輩者ながらいい刺激を受けています
パーティー客1
パーティー客1
はは、これは参ったね。
最高の賛辞をありがとう
パーティー客は気分よさそうに、
去っていく。

それからも、晴くんは声をかけてくる
パーティー客と対等に話していた。
あなた

(すごいな……。
パーティー客の顔も仕事も、
全部把握してるんだ)

じっと見つめていたら、
視線に気づいた晴くんが振り向く。
柴園寺 晴
柴園寺 晴
なんだよ
あなた

晴くん、自分はなにもできないって、
撃沈したって言ってたけど……。
そんなこと、全然ないよ

柴園寺 晴
柴園寺 晴
……?
あなた

『俺にあるのは、柴園寺家の
御曹司って肩書きだけなんだ』
なんて言ってたけど、
そんなことないよ!!

柴園寺 晴
柴園寺 晴
な、なんだよ、急に
あなた

晴くん、自分のすごさをなにも
わかってない! 柴園寺家の
肩書きがすごいんじゃなくて、
晴くん自身がすごいんだよ!

柴園寺 晴
柴園寺 晴
や、やめろよ……こんなところで、
こっぱずかしい
私たちがこそこそ話していると、
背後から聞き覚えのある声がする。
???
???
仲がいいな
振り返ると、お父さんともうひとり男の人が
私たちのところへ歩いてきた。
あなた

お父さん!

お父さん
お父さん
綺麗だな、あなた。
昔のお母さんにそっくりだ
あなた

ほ、ほんとに? 
うれしいな……

お父さん
お父さん
ああ、本当だ。晴くんも、
娘をエスコートしてくれて、
ありがとう
柴園寺 晴
柴園寺 晴
いえ……私の婚約者ですから
あなた

……!

あなた

(そんな、サラッと……。
晴くんって照れ屋なのか、
プレイボーイなのか、
一体どっちなんだろう)

???
???
お前がそこまではっきりと
婚約者だと認めるのは
珍しいね、晴
話に加わったのは、
お父さんの連れの男性。

柔らかな空気を纏った、
40代くらいのかっこいい男性だ。
柴園寺 晴
柴園寺 晴
親父……父さんは最高の縁談を
持って来てくれましたよ
あなた

(え、親父? 父さん? 
ではつまり、目の前にいる
この方が……)

あなた

晴くんのお父さん!?