かむばすてーじの日
私は家で待機になった。
てれびで皆を見る…初めてだ。
しかも自分の曲を歌われる。
へんな感じ。
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しばらくすると、セブチの番だった。
私はすぐさまcarat棒を持ってきた。
🌼 おぉ!
みんなが出てきた。
そして、イントロが流れた。
私はゆっくりcarat棒を振る。
私は今、caratの気分だ。
凄い、こんな感じなんだ…。
目の前にはみんなが揃って踊っていて、きらきらしていた。
🌼 凄い…
私、本当にこのグループのメンバーなのかなって思う。
そして、すてーじは終わった。
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私は見てて思った。
みんな、大切な人達なんだって。
すると、頭の中に歌詞が出来た。
🌼 めもしなきゃ…!
ウジさんが言ってた。
頭に歌詞が出来たら、しっかり書いとけって。
私はめもに書くと、また出て来た。
どんどん、歌詞が出てくる。
私はそのまま書き起こした。
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🌼 ん…
あれ?私、いつのまにか寝てたんだ…
いつの間にか朝になっていた。
わたしには毛布がかけられていた。
そして、歌詞のめもに付箋が貼ってあった。
" あなたらしい心打たれる歌詞だった"
字的にウジさん。
見てくれたんだ…。
いくら、無期限活動休止でもこうやって活動出来る。
私は嬉しくてしょうがなかった。
🌼 頑張ろう…!
そう、思えるようになった。
そして_作詞作曲活動から1年が経った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!