あなたside
京本「ん...?復讐?」
『うん、復讐。そのままの意味。ある人に復讐するために関西Jrになってジャニーズに戻ってきたの。』
京本「そんなのダメだよ。いくらあなただって、、。」
『もう、止められないよ?だって、もう始まってるから。』
もう、私がジャニーズに戻ってきた時点で
復讐は始まってるから。
今更、後戻り出来ないし、する気もない。
大我「絶対そんなことさせないから。」
『やっぱりそうだよね〜大我には止められると思ってた。笑とりあえず、落ち着こ?笑』
大我「落ち着けるわk...!!」
『うんうん、そうだよね〜。仲間だもんね。私ね、そういうの1番無理だから。』
大我「あなた、この数年でだいぶ変わっちゃったんだね。あなた、ジャニーズ辞めたあと何があったの。?誰に復讐するために帰ってきたの?お願い、教えて。」
『何も無いよ。何も変わってないし。私は、私のお兄に復讐しに来ただけ。』
今更止めることなんて出来ないんだよ。
私の人生をめちゃくちゃにしたお兄に
復讐するまでは。
何が良かったって、私にお兄が居ること
誰も知らないんだよね笑
『ごめんね、私帰る。お金はもう払ってあるから。あと、復讐のこと誰にも話しちゃダメだから。邪魔したら退所ね。私のおじいちゃん、社長なの忘れないでね。』
大我「ちょ、ちょっと待って!」
大我は焦りながら席を立ったけど、
私はそれを無視してお店を出た。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!