あなたside
お兄に置いて行かれてから、4年が経った日。
4年前は気づけなかったけど、
お兄に置いて行かれた日は私の誕生日だった。
だから、あの日は確か、私の14回目の誕生日。
当たり前の様に
誕生日とかは関係なくいつも通り家事。
中学には予鈴ギリギリに登校して、
お母さんが帰ってくる前に部活も入らず
学校からダッシュで帰ってきて、
夕飯の用意して、お母さんが帰ってきたら
暴力を振られる。
ずーっと毎日その繰り返し。
でもね、その日はいつも通りじゃなかったんだ。
夜ご飯の用意だけして、置き手紙を置いて
私は、家出をした。
なんでこの日にしたかっていうのは、
お兄も14歳の時、私を置いて出ていったから。
お金も行く宛も無かったけど、
とりあえず安全で自由な所を探した。
でも、やっぱりそんな都合のいいところなんて
あるはずもなくて、丸一日都内を歩き続けた。
でも、そんな時に私はある人に話しかけられたの。
「You 何してるの?」
って。
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すみません!!
最近、忙しく更新することが出来ていませんでした💦😓
テストが終わり次第投稿再開します✨
作者より。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。