一松side
今日もいつも通り猫に餌をあげてた
そうしたらおそ松兄さんが
おそ松:「お前は狐なんだ、だからそろそろ猫と一緒にいるのは止めろ。いつかは猫妖怪に力を奪われるから。」
って言われて、俺は言い返した
「別にいつもの事じゃん……」
そうしたら他の皆も来て……
カラ松:「猫と一緒にいると確かにそうなる。猫の前で正直になれるなら、こちらでも正直になって欲しい一松。」
チョロ松:「そうだよ一松。狐妖怪は、悪い妖怪などを狩る事をしたりするんだ。それなのに、なんで何もしない訳?」
十四松:「もしこの事が守れなかったらきっと、追い出されるかもね〜」
トド松:「どうする?[このまま追い出される]か[悪い妖怪などを狩る事をする]か」
初めて本音を言われた
悲しかった……猫から離すなんて
俺は攻撃してしまった
そうしたら皆[鬼の形相]になった
そりゃそうか…………怖い
急に本音を言ってくるなんて……
怖い……コワイコワイコワイ…………早く逃げなきゃ……
あ、ゆき姉さんの所に帰ろう
そう思って帰って来たんだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!