第9話

8 。# 夢主視点。
1,228
2022/07/24 16:32









あなた 「この部屋にも大分慣れてきたな…」




打ちっぱなしコンクリートの壁に冷たいタイルのような床

簡素なベッドに安っぽい絨毯


ぱっと見た印象はまるで刑務所



あなた 「(…見たことないけど)」






こないだの説明を聞く限り上の方からよく思われていないだろうし… 鎖とかないだけいい方なのだろう



コンコン


そんな事を考えていると扉をノックする音が聞こえる



五条 「あなたー 少し邪魔するよ」



あなた 「はいどうぞ!」


 



明るい声色の五条さんに疑問をもつ


昨日まで凄く落ち込んでたのに…?





あなた 「(なにかいい事あったのかな?)」



なににしろ機嫌が良くなって安心していると





?? 「おじゃましまーす」




???!!






あなた 「へっ!!? え、えっ!?」

?? 「!!? はっ?!! え、先生?!」



ベッドの上で座っていた私は薄い布団を盾にして隠れる




男の子は私と同じように驚いて五条さんを凝視している




?? 「え、先生 俺今から強くなるためにななんかすんじゃねーぇの!?」




五条 「そうそう そのとーり!」


?? 「じゃあなんで…」




五条 「なぜなら… 」





五条さんが部屋の外に出たと思うと
大きなテレビと色々なDVDを取り出す




五条 「今から悠仁にはこの子と一緒に映画鑑賞をしてもらいまーす!!」



悠仁?&あなた 「え、ぇぇぇぇ!!?」





悠仁 「この子と?! てかなんで映画鑑賞?!」

五条 「チッチッチ ただ見るだけじゃないさ…コイツと一緒に見てもらう」



そう言って取り出したのは…



あなた 「え、と……くまのお人形…?」

悠仁? 「何このキモかわいい人形」


五条 「かわいいか?」



五条 「ーーー 〜」


悠仁? 「ーーー!! 」





すごい…手にグローブつけてる…ボクシングするのかな?





五条 「ーー。 焦らない焦らないそろそろだよ」


あなた 「???」



私が五条さんの言葉を不思議に思った瞬間




ボグォ



悠仁? 「い゛っってぇぇぇ゛ェ!!」



あなた 「(殴るの!!?)」 ガビーン





その後 悠仁?くんが五条さんに説明を受けている間にDVDを眺める



五条 「何から観る??」


悠仁? 「やっぱり最初は___」




悠仁?&あなた 「アクション映画!!」



悠仁? 「アクションいいよな゛ッ」 ドゴォ




悠仁?くんが言葉を言い切る前にお人形が頬を殴る




五条 「あははは!! うんいい感じ」


悠仁?&あなた 「??」




五条 「悠仁 この子はあなた。仲良くしてあげて」


悠仁 「あなたな! よろしく!!」




五条 「あなた こっちは悠仁。虎杖悠仁だよ」


あなた 「よろしく悠仁くん!」





五条 「自己紹介がやっと出来てスッキリした所で映画鑑賞スタート 悠仁は呪力調節を、あなたはサポートしてあげて」



あなた 「え、え!サポートですか!?」


五条 「君ならできるよ じゃあ僕はここで」


























五条 「……硝子」


家入 「サポートなんて遠回しな… あの子大変だぞ」


五条 「悠仁もあなたにとばっちりがいかないようにーって頑張るかと思っただけさ」







家入 「はぁ…」









「あの子の居場所を作ってあげたい って…素直に言えばいいのに。」