第10話

9 。# 虎杖視点。
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2022/08/01 13:39






横目で隣に小さく座る女の子を観る




あなた 「ひッ…こほん…


アクション映画を見終わって

ホラー映画のDVDを手に取った時顔強ばってたからもしかしてと思ったけど…





『ギィィ!! あ゛ぁぁ!!』 バァンッッ


あなた 「ッ …」 ビクゥゥ






絶対苦手だよな





虎杖 「あー…ホラー映画…やめる?」





あなた 「…へッ!? あ、怖いとかじゃないよ!? 断じて!!」


虎杖 「じゃあ観る?」


あなた 「やっぱりやめときましょう」




虎杖 「ふっ‪w‪w」

レスポンスの速さに少し吹き出してしまう



虎杖 「じゃあコメディ見よーぜ!!」




あなた 「見る! 悠仁くんのオススメ無いの??」


虎杖 「まじ? 俺のオススメ爆笑もんだぜ?」




あなた 「さっすが悠仁くん」 パチン



俺がおちゃらけたようにそう言うと


指を鳴らしてノリよく返す




どちらともなく笑いだして部屋が暖かくなった

虎杖 「じゃあコレ見よーぜ!! 外国のやつなんだけどさー」



あなた 「なんか表紙から伝わってくるコメディー感」




































あなた 「ふっ…あはは」






映画を見て笑うあなたをチラチラ見ながら声をかける





虎杖 「あなたってさー」


あなた 「ん? 」




虎杖 「何でこんな場所にいんの?」


あなた 「ん? うーん。んん〜…?」




クッションを抱きながら考え始める





虎杖 「ベッドあるし…隣の部屋にはトイレも風呂あるし…けどパッと見まるで牢屋じゃん」



俺の言葉に首を縦に振って力強く同意するあなた




あなた 「でも私もよく分かってないというか…」


虎杖 「??」




あなた 「…私の髪色と瞳…生まれた頃から緑なんだけど…それは前世から受け継がれてきたものだよ。って五条さんに言われて…」



虎杖 「前世!? なんか壮大な話だな」



あなた 「そうだよね〜…。前世に出会った人が私と強い繋がりを持ってるから 危ないことにならないようにってここに居るんだと思う。」




虎杖 「前世に出会った人?」



あなた 「うん。五条さんが言ってたのは…確か…」















あなた 「〝 両面宿儺 〟って」




















虎杖 「え、?」