第14話

🦔
359
2021/01/17 02:05
私がソアちゃんに困っていると、SEVENTEEN

の皆さんがソアちゃんに話しかけ始めた。

話しかけたというか、からかいはじめた。
JH
JH
ソア、うるさ過ぎ笑笑
この子も困っちゃってるじゃん笑
ソア
ソア
だってやっと会えたんですもん!
ちょっとくらいいいじゃないですか!
DK
DK
でも、ソアがずっと嬉しいって言ってたから会えて良かったね!!
WZ
WZ
けど、すごい煩いよな。
ソア
ソア
ウジオッパまでそーゆーこと言って!
、、ガヤガヤしてる。

なんか、羨ましいな。

ああやってみんなで笑って沢山騒げることが。

私には全くない経験だから。
SC
SC
一旦落ち着け、ソアもみんなも。
あなたちゃん?も困っちゃってるから。

一回集まって自己紹介でもしよ。
その一声でみんなが私の目の前に座り出した。

1人が私の前に座ると、その周りに人が集まる

から私が晒し者みたい。

実際、ちょっとそうだけど。



ちょっとだけ、ちょっとだけだけど

少しだけここのグループに入るのが怖くなっ

た。

こんなに仲が良くて、実力もあって、こんな完

成したグループに入るのが怖い。

あと、このSEVENTEENの独特な雰囲気が私の

事を追い出そうとしているのではないかって思

うくらいに入りづらいものだったから。



そうやって思ってたら、1人だけ隣に座ってく

れた。
SG
SG
あなた、大丈夫?
なんか少しだけいつもと違うよ。
ぶーちゃんが隣に来て小声で私の事を心配して

くれた。

しかも、その後にこうやって皆さんに伝えてく

れた。
SG
SG
ヒョン達!
なんで今日からメンバーになる子なのに、目の前ばっかりにいるんですか!
これじゃこの子も落ち着かないし、これじゃ動物園の動物みたいですよ!
みんなでまぁるくなりましょ!!
うわぁ、私の気持ちがぶーちゃんにテレパシー

で伝わっちゃったのかな?

そのくらいにぶーちゃんは私の事を理解してく

れていて、泣きそうになった。

だから私は精一杯のありがとうを伝えた。

そしたらぶーちゃんは耳を真っ赤にして、反対

側を向いた。

可愛いな。

プリ小説オーディオドラマ