第39話

第38話
5,450
2021/02/10 22:59
____昼休み


~平野side~


あと1分で昼休み!あなたに会える!
早く…早く…はや…



キンコンカンコーン♪


よしっ!チャイム鳴った!
あなたの教室にダッシュ!!




平野紫耀
平野紫耀
あなたっ!飯食おう……あれ?
先生「またお前か!平野兄!!お前のクラスは終わったかもしれねーけど、妹はまだだぞ!!って…この前も言っただろーが!!」

平野紫耀
平野紫耀
す、すみません…どうそ…続けて下さい…


はぁ…またやっちまったよフライング…
あなたは呆れてるし…ほかのヤツらは笑ってるし…

ま、次から気を付ければいっか←





____


私
もおー、ホントいい加減にしてよねお兄ちゃん
平野紫耀
平野紫耀
わりぃわりぃ…笑
私
で?何しに来たの?手ぶらで…
平野紫耀
平野紫耀
え?何しにって…、あ………


俺は馬鹿か!!あなたと昼飯食うために来たのに弁当持って来てねえじゃんかよ!!
ぁ、あなたの事しか考えてなくて教室に忘れてきたんだ…



平野紫耀
平野紫耀
取りに行ってくる…
私
時間勿体ないからいいよ、私が自分の持っていくからお兄ちゃんの教室で食べよ?
平野紫耀
平野紫耀
お前頭良いな!
私
いや、普通だから
お兄ちゃんが馬鹿なだけだから




____紫耀の教室



髙橋海人
髙橋海人
ぁ、あなたちゃんだ!ここに来るなんて珍しいね!
私
お兄ちゃん馬鹿だから私んとこにご飯食べに来たクセにお弁当忘れてきたのよ、馬鹿だから
平野紫耀
平野紫耀
そんな馬鹿馬鹿言うなよー
私
だって馬鹿じゃん
髙橋海人
髙橋海人
相変わらず仲良いね、2人とも笑
平野紫耀
平野紫耀
だって俺たち~カレ…ぁ、めっちゃ仲良しな兄妹だもんなあー!
私
こんな馬鹿と仲良いとかホント嫌なんだけど


あっぶねえ…あなたにバレないように気を付けろ言っといて自分がバラすとこだった!!

ふとあなたを見てみると…


私
ばーか(口パク)


と、口パクで言ってた
俺この短時間で何回馬鹿って言われたんだろ






平野紫耀
平野紫耀
おっ、ラッキー!今日唐揚げだ!
私
早く食べないとお兄ちゃんに取られるやつじゃん
平野紫耀
平野紫耀
だってお前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの…だろ?
私
なにそのジャイアニズム…
髙橋海人
髙橋海人
紫耀ってジャイ〇ンだったのか笑
平野紫耀
平野紫耀
ジャイ〇ンじゃねえよ!笑
でもまあ…あなたは俺のモノ…だよなあ……、痛てっ!!
私
意味わかんねえこと言ってねえでサッサと食えよ馬鹿兄貴!!
平野紫耀
平野紫耀
さっせん←


俺がサラッとあなたは俺のモノって言ったら海人に見えないようにスネを蹴ってきやがった

全くもおーあなたちゃんは足癖もお口も悪いんだから~





私
……お兄ちゃん、頬っぺにご飯粒付いてるよ?
平野紫耀
平野紫耀
え?どこどこ…!?


自分で頬を触るが…ぇ、わかんねえ…
どこに飯粒付いてんだ?

すると、あなたの手が伸びてきて…



私
ここだよ。全く…子供じゃないんだからそんなとこに付けないでよね


と、俺の頬に付いた飯粒を摘んで取ったと思ったらそのまま食べた

あなたが俺の頬に付いた飯粒…食べた…
ぇ、なにこのラブラブなシュチュエーションは…///



髙橋海人
髙橋海人
なんだか2人とも…カップルみたいだね笑
私
ちょっ、かいちゃん!?変なこと言うのやめてよ///
平野紫耀
平野紫耀
…………///
私
ちょ、お兄ちゃんも照れてないで何か言って!?
平野紫耀
平野紫耀
まあ…アレだよ、俺とあなたは仲が良いんだよ///
私
なにそのまとめ方!!
髙橋海人
髙橋海人
はいはい笑
後はお二人さん仲良くどーぞ笑


弁当を食べ終わった海人は俺たちを残し、くすくす笑いながらどっかに行っちまった



私
お兄ちゃんのせいで何か疲れたから唐揚げ貰うね
平野紫耀
平野紫耀
あ…俺の唐揚げ…


俺の唐揚げがあなたの口の中へ…
ああ…俺の唐揚げがあああああ

私
なに?お兄ちゃんのものは私のものでしょ?
平野紫耀
平野紫耀
え…あなたもジャイアニズム…
私
あと…紫耀は私のモノでしょ?


と、ニヤッと口角を上げながら言うあなた
でたよ小悪魔が←


平野紫耀
平野紫耀
あなたっ!!ギューしたい!!
私
やめろ馬鹿兄貴!ここは教室だよ!!
平野紫耀
平野紫耀
………我慢します(しゅん、)
私
お家…帰ったらね?(コソッ)







何この小悪魔…マジで襲っていい?←

プリ小説オーディオドラマ