第6話

第5話
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2021/02/01 10:10
____とある日の平野家


~平野side~


晩メシ食ってリビングでスマホ弄りながらダラダラしてたら急に家電が鳴った

母ちゃんが電話出たんだけど…なんかすごく慌ててる…




平野紫耀
平野紫耀
どしたの?そんな慌てて
母
おばあちゃんが倒れたらしいのよ…
どうしよう…!(あわあわ)
平野紫耀
平野紫耀
え!?マジで!?どうしよう!!(あわあわ)
私
ママもお兄ちゃんも一旦落ち着きなよ
取り敢えず…様子見に行った方が良いんじゃないの?
父
そうだな…母さん、車出してやるから様子見に行こう


俺と母ちゃんと違ってあなたと親父は冷静だった
俺の性格は母ちゃん譲りなのかな笑

そんな事を考えてたら急に母ちゃんが荷造りを始めた


平野紫耀
平野紫耀
え!?今から行くの!?
私
私とお兄ちゃん明日も学校だけど
母
あなたと紫耀はお留守番しててくれる?
2~3日で帰ってくるから!
父
おばあちゃん家遠いからな
あなたと紫耀ならもう高校生なんだから2人だけでも大丈夫だよな?


2~3日間…この家であなたと二人っきり…。
俺…耐えれんのかな…色々と


私
別に構わないよ?家のことちゃんとしとくから気にしないで
平野紫耀
平野紫耀
え!?
私
なに?お兄ちゃん
平野紫耀
平野紫耀
い、いや…別に…、俺も大丈夫だから気にしないでばあちゃん家行ってきて!
母
ごめんね。じゃ、ママとパパ行ってくるから後のことはよろしく頼んだわよ?
父
悪いな紫耀とあなた。くれぐれも火の元と戸締まり、気をつけるように
私
わかったよ!行ってらっしゃい👋🏼
平野紫耀
平野紫耀
母ちゃんも親父も気を付けてな!行ってらっしゃい👋🏼


両親がバタバタ慌ただしく家を出ると、シーンと家の中は静まり返った

あなたは特に気にした様子も無くサラッと見送ってたけど…


意識してんのは俺だけ…か、、


私
…ちゃん、お兄ちゃんッ!!
平野紫耀
平野紫耀
はっ!ごめん!何!?
私
何ボーッとしてんの?早くお風呂入ってって言ってんの!私も早く入りたいんだから!


考え事してたから全然あなたの声が耳に入ってなかった
風呂か…昔はよく一緒に入ってたよな…
とか思ってたら無意識に俺はとんでもない事を口に出してた






平野紫耀
平野紫耀
風呂…一緒に入るか?
私
は!?何言ってんの!?お兄ちゃんの変態ッ!
平野紫耀
平野紫耀
ぁ、ちげーよ!!冗談だよ!本気にすんなよバカあなた!
私
バカはどっちよ、もうさっさと入ってきて!!


あーあ、俺は何やってんだか…
変なこと口走ったせいかあなた怒っちゃったし…

とりま風呂入ってサッパリしてこよ…

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