腰を高く上げ、背後からナカをかき混ぜられる。枕で声をおさえたいが、快楽には勝てなかった。
まふは指で解しているが、入れているのは一本や二本ではないだろう。
十分に解れた後孔から、水音と共に指が抜かれる。するとすぐに、そこへ熱いものが宛がられた。
熱くて硬いものが一気に俺の奥まで挿入って、グチュグチュと音をたてて出ては入ってくる。まふは激しいやつだけど、なんか今回はいつも以上に激しく突いてきた。
肌のぶつかりあう音が響き、久しぶりだからか体が前よりも敏感になっている気がする。俺はすぐに、精を吐き出した。
結婚してからまふまふのドSが増したせいで、色んなプレイを今までやってきた。その中でもお気に入りだったのか、後ろだけで俺をイかせることを何度もしてきたのだ。
痛いところを突いてくるやつめ…天使はどこへ行った。悪魔めっ…。
顔を上げて怒鳴ろうとすると、まふが腰を動かしてイイところに熱を当ててきた。少し擦れただけなのに、俺の中心はまた熱を持ち始めた。
声の調子から、絶対に笑ってる。でもそんなことを考える暇もなく、まふは俺の中で動き始めた。
考えられない頭で出た答えなんて重要じゃない。とにかく、まふに愛され愛され愛され続けた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!