第4話

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2021/01/17 07:33
五条悟side

「せ、先生ッ、行きましょう、??」


下から腕を引っ張られ、上目遣いで見られる。


差し出された悠仁の手には反応せず、あなたはただ顔を赤くしていた。


「んー。そうだね!! じゃあ悠仁達はゆっくりしててー!!」


僕がそう言うと不服そうな顔をする悠仁。

「何でだよ!! 俺も行く!! その後釘崎誘って親睦会!!」

「…」

めんどくさいとでも言いたげな恵。














「いやぁ、でも、ね??」










僕がそう言って隣を見るとついに喋らなくなったあなたが肩を落としていた。

すっごい負のオーラ。



「行くったら行くぞ!! 伏黒も来んだろ!?」





親睦会が楽しみなのか、自分より後に来た新入生に興味津々なのか、

悠仁は行くと言って聞かない。








恵は渋々ながら部屋に本を置いて出てきた。



















「よっし!! 学校案内スタートッ!!」
















まだ良いとも言っていないのに歩き始めた悠仁と恵。



























「いつからあんなに自由になったっけなぁー??」
















「大丈夫??あなた。」



































































僕がそう問うとあなたは今にも死にそうな顔をして、















































「同い年の男の子、苦手…」


































と、零した。








































ん、ンン??





先ほどまでの強気なあなたは何処へやら、蚊みたいな声で言うあなたに

僕はつい、
















































「あなたって、男に耐性無い感じ、??」
























とイジってみる。

















































するとあなたはほんとに音を立てたようにまた顔が真っ赤になって























































「だったら何よ、糞教師____」


































と口元を覆って言った。










































































最初は憎たらしい餓鬼だと思ってたけど…














































案外可愛いかも_____

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