五条悟side
「君が東明あなたで良いかな??」
「噂の五条悟先生!! お目にかかれて光栄です。 はい、間違いありません。」
「さっそくだけど、君にこなして欲しい仕事があるんだ。要領は得てるだろう??」
僕がそう言うと東明あなたは目を輝かせた。
「入学手続きすら終わっていないのに仕事ですか?? よほど人手が足りないようで。笑」
口ではそう言いながらも心做しか喜んでいるように見えた。
これは僕からの試験だ。
君がどれだけのイカレ具合か見せてみてよ。
「あー、、これで終わりで、すかね??」
だけど彼女は僕の下調べを遥かに超える実力、イカレ具合。
そして、
「先生!! ご飯食べに行こう!! 腹減りすぎて死にそうです!!」
のーてんき。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。