注意⚠️
本作品はキャラクターがメンヘラ化するお話になっております。苦手な方は読まないことをおすすめします。
光にかざすとキラキラと水面の揺れる小さな瓶に入った1つの液体。
これはさっきここに来る前、イザナくんにもらったものだ。
なんなのかは教えてくれなかったが今度俺と遊べる時に飲んで欲しいと言われた。
ひょこっと私の後ろから声をかけてきたのはマイキーさん。
ここは東卍の倉庫…いわゆる溜まり場で今もメンバーたちが大勢いる。
とりあえず話をそらそうと目線を遠くに向けるとたまたま着替え中の場地さんを発見。
…ふっき、
思わずむせた私はたまたま手にあった水をグイッと飲み干す。
……ん?手に、あった???
普段とは様子の違うマイキーくんに驚き固まる。
場、場地くんいいところに
って…え?
な、なんでこの人…抱きついて……っていうか鍵!?それしたら灰谷兄弟みたいになっちゃいますよ!?!?!?(17話参照)
まともな人だ……っ!!!
バチッと千冬くんと目が合う。
…あれ?今、一瞬千冬くんの目が曇った気が…
その瞬間バシッと乾いた音がする。
今、何が起こって……
これに関しては、許さない。
ヲタクとして許すまじ……っ!!!(場地さんからの手紙3巻にて理由説明あり)
ニッコリ笑む千冬くんが怖い。
ドラケンくんが必死に訴えかけるが3人は全く聞こえていないみたいだ。
なんなら今すぐにも3人とも殴ってしまいそうなくらい鋭い目をしている。
なんか、今日の3人……すっごく冷める。
ムッとまゆにシワを寄せるとその言葉に3人ともピクッと肩を揺らした。
涙目のマイキーにいいよと漏れてしまいそうになるのを必死で耐え、そっぽを向く。
そんな私にマイキーの手が私の頬に触れる。
その顔はダメ…吐血する……
でも、でも…っ、なんかヤンデレみたいでヤダァァァァっ!!!!
真一郎くんにマイキーを預け、おいでと手招きしているイザナくんの元へと向かう。
ワタワタと説明しようとする私。
それを面白そうに見るイザナくん。
でもどうしてだろうか今日はイザナくんと目が合わない。
そっと近づくとチュッとリップ音がして私のおでこにイザナくんの唇が触れる。
……あれ、前にも天竺のアジトでこんなことがあった気が、
どうやら天竺では○○化させる薬が流行っているらしいです。
【𝑭𝒊𝒏.】
企画🎁
春菜.様。からのお題を楽しく書かせていただきました✨