私は毎日病院に通った。
そして、廉が寂しくならないようにメールもし続けた
ある日の事だった。
病室に行くと廉がいなかった。
「あれ?検診かなぁ?」
すると隣のおばあちゃんが
おばあちゃん「廉くん女の子によばれてたよ?」
「そうなの?ありがとうおばあちゃん」
おばあちゃん「りおちゃん。廉くんの事好きなの?」
「ちっ違うよ!!」
そこに廉が戻ってきた。
廉「りお!来てたんや!」
「うん。女の子って?」
廉「病院で仲良くなった子」
「そうなんだ…」
廉「告られてるとか思って嫉妬かぁ笑」
「はぁ?私には関係ないから!」
そしてしばらく廉の様子を見てから学校に向かった!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!