あなたside
ドキドキ( ; ゚Д゚)
ついに私たちは、若武君に
秘密(内緒で調査してた事)を暴露した。
もちろん、若武君は大激怒。
そんな若武君を なだめるために、
大作戦通り、若武君を褒めまくった。
許してもらえるのだろうか…
出来れば…許して!!!
ドキドキ( ; ゚Д゚)
…ハイ?
はぁ~?!さっきまで、あんなに怒ってたのに?
なんか、もうケロッとしてるよ?
褒めるだけで、機嫌直して、
何事もなかったかのように、会議を始める…
切り替えが早いなぁ…ある意味、凄いかも。
私、若武君を褒めるの、結構大変だったのに…
ハイハイ…(。-∀-)
彩ちゃんは、今までの事を全て話した。
若武君に毒クッキーを渡したのは、私の姉、
綺羅お姉ちゃんだった事。
でも、お姉ちゃんは悪くなくて、毒クッキーの
材料は、今野さんという料理教室の先生が
くれたものだった、ということ。
今野さんは、私のお母さんがやっている
料理教室で働いていること。
今、怪しいのは、今野さんだということ。
全てを分かりやすく、彩ちゃんは説明したんだ。
うん…そうなんだよね…
もし、私と血の繋がりがある人が犯人だったら。
私も一緒に警察に行って、一緒に謝ろう…!
え?!
うんうん…!!!
ゴクリ(゚A゚;)
え?!
ドキドキ( ; ゚Д゚)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。