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第16話

1番
風間くん
風間くん
雪菜ちゃん?
どうしたの?
横断歩道の向こうに風間くんがいる。
信号が変わるのも今の私には待てない。

雪菜
雪菜
風間くん!!
好きでーーーす!
自分でもびっくりするくらい大きな声が出た。
周りの人が私を見ている。恥ずかしくなって私は俯いた。
風間くん
風間くん
俺もーーー!
雪菜
雪菜
えっ!?
予想外の返事に言葉が出ない。
風間くん
風間くん
そっち行くからちょっと待ってて!
青信号に変わると風間くんがこちら側に走ってきた。
風間くん
風間くん
1番最初、数学係の集まりであった時からずっと気になってて。
この間、すごく頑張っていたところにも惹かれたんだ。
風間くん
風間くん
俺と付き合ってください。
雪菜
雪菜
はいっ
***

結局、勉強もスポーツも陽菜には勝てなかったけど、もう1番はいらない。


大好きな風間くんの1番になれたから…