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第11話

ユメノナカ 『─────。』
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2022/07/03 02:07
屋上にて
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
...........出て来て、分かってるんだよ。
私はそう言うと、あいつは姿を現す。
???
???
おやおや、隠したつもりだったのだが
見つかってしまったようだね。
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
わざと出していたのに、何を言うの?
???
???
はは、それも知っているのかい?
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
...ねぇ───、またあんなことをして
何のつもり?
???
???
別に企んでいる訳ではないよ。
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
嘘だ、今にだって人を困らせてる。
???
???
誰をだい?
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
それは...
???
???
この世界の住民、だろう?
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
...!!
???
???
朱音、君は人助けをよくする。...だが
それを救済とは思ってはいけないよ。
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
....なん、だと.....。
???
???
.....人は...
時々、眠ってしまいたいことがある。
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
眠ってしまいたい...?
???
???
そう、疲れてしまっているんだよ。
???
???
それは、君も...ね?
気がつくと、あいつは居なくなっていた。
夜は何事もなかったように、空を覆い尽くしている。
あいつは一体、何を見てるんだろう。
救済なんて、そんなこと...考えたことなかった。
私はただ困っている人を助けようとしているだけで
それを無理矢理だと言われたくない。
疲れは体だけではない、心もだ。
そんなことは知ってるようで、あんまり知らない。
_朱音@アカネ_
朱音アカネ
.....そうだ。
明日も、また尚哉の所に行くんだった。
だったら、早く寝ないと。
そうやって私は屋上から降りて行った。

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