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屋上にて
...........出て来て、分かってるんだよ。
私はそう言うと、あいつは姿を現す。
おやおや、隠したつもりだったのだが
見つかってしまったようだね。
わざと出していたのに、何を言うの?
はは、それも知っているのかい?
...ねぇ───、またあんなことをして
何のつもり?
別に企んでいる訳ではないよ。
嘘だ、今にだって人を困らせてる。
誰をだい?
それは...
この世界の住民、だろう?
...!!
朱音、君は人助けをよくする。...だが
それを救済とは思ってはいけないよ。
....なん、だと.....。
.....人は...
時々、眠ってしまいたいことがある。
眠ってしまいたい...?
そう、疲れてしまっているんだよ。
それは、君も...ね?
気がつくと、あいつは居なくなっていた。
夜は何事もなかったように、空を覆い尽くしている。
あいつは一体、何を見てるんだろう。
救済なんて、そんなこと...考えたことなかった。
私はただ困っている人を助けようとしているだけで
それを無理矢理だと言われたくない。
疲れは体だけではない、心もだ。
そんなことは知ってるようで、あんまり知らない。
.....そうだ。
明日も、また尚哉の所に行くんだった。
だったら、早く寝ないと。
そうやって私は屋上から降りて行った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。